KOICHI DOMOTO
堕天使の詩 – KOICHI DOMOTO
明日には この雨が止むようにと
君が願うから叶えた
蜜やかなその恋が届くようにと
手を差し伸べたりもした
でもいつか この胸に
生まれてた 悲しみが
この翼の 行方を変えた
向かうその先は 欲望
この思い欺いても この痛み隠してでも
君の笑顔を守ってる
嘘をついてしまってる 作り笑い浮かべてる
聞いてくれ 堕天使の詩
まだ誰も 感じてない悦びを
選ばれし者として味わう(その恍惚)
孤独と絶望に苛(さいな)まれる
苦悩という悦びを
でも君は ずっと僕の
存在さえも 気づかないで
彼のもとで 幸せになる
それをこう呼ぶだろう 運命
悲しませてはいけない この手で救えるのなら
君の未来を守りたい
愛しくてたまらないのに それをどうしようもないのさ
泣いてくれ 堕天使の詩
翼を折ってでも 地上に堕ちてでも
この手に君を抱きしめてみたい
目と目で見つめ合い 名前を呼び合う
それはどれくらい 素敵だろう
この思い欺いても この痛み隠してでも
君の笑顔を守ってる
嘘をついてしまってる 作り笑い浮かべてる
聞いてくれ 堕天使の詩