King of Ping Pong
エンドゲーム – King of Ping Pong
あの日に感じた悲しみで夢を辿る
例え道を 踏み違えていたって
見上げたあの三日月が
朧げに霞んだ意味などないさ
貴方の夢まで見れるなら
何回だって 後悔したって
泣いてしまったっていい
笑わないと決めた
塞いで 拒んで
手放した心が
空白のまま今も傷んでいる
睨んで 叫んだ
磨りガラスの空へ
君と口にもせずに ただ脈を打っている
歪んだエンドゲーム
何も見えないままで
記憶の水底(みなそこ)母の手に引かれ歩く
夢か現(うつつ) 幼き頃に
見上げたあの三日月も
何色か今ではわからないようだ
涙で視界が滲むから
感情なんて 愛情なんて
枷(かせ)になるだろう
求めないと決めた
走って 奪った
この手に余らすくらい
空疎(くうそ)な夢を背に佇んでいる
望んだ 探した
待ち焦がれた空は
きっとここにはないと 気づかぬふりをした
歪んだエンドゲーム
何も見えないままで
これでいいんだって
これでいいんだって
言い聞かせた 弱い僕に
迷って 迷って 暗闇のこの手は
貴方を探し 今も傷んでいる
睨んで 叫んだ
磨りガラスの空へ
君と口にもせずに ただ脈を打っている
歪んだエンドゲーム
何も見えないままで