ONE FOR THE WHAT, TWO FOR THE WHO PART III – KICK THE CAN CREW
振り向きゃいつもすぐそこに あったものは日を増していくごとに
かすんでくまぶたの奥で 知らぬ間に少しづつ遠くへ
人口の8割を老人が占める町の中でグッドモーニングした日々は
遠い昔のように 過ぎ去って胸の深いとこに
家と家つなぐ地蔵通り 募らす想いは昨日今日に
そう始まったことじゃないぜ でも今はなぜか手が届かないぜ
だがゆずれぬ 生まれた場所には見せたくないこの疲れた顔
まあ当分帰れそうにはないな 本当にじいちゃんになっちゃうかもね
One for the what,two for the who
ただダラダラかわりばえの無い日々が 当たり前に続くと
マジで信じたハタチ前 今じゃ仕事がオレを離しません
絶え間ない忙しさに 君の変化を見逃したり
騒々しい日々の波間に 君の声を聞き逃したりしそう
並ぶビルディング ライカ棒グラフ いつの間にか皆遠くなる
放射線の関係は石みたく 固く今でもあの道にある
となりのホームのオレンジの 電車が目指すオレん家方面
(帰りてえ)想いは通用せん 夜を越え走り出す中央線
One for the what,two for the who
中途半端なんかなれない いつでも0か100
そんな感じに毎日過ごしてんだから そりゃもう目も回る
逃げ道でも探す事が出来りゃ楽…そんな事誰でも分かる
それも許されないこの街から まだ帰れない江戸川区
東京 湾岸 0メートル地帯 自慢する事なんかは特に無い
それでもやっぱりMyホームタウン また少し遠くなる
ココは溺愛もできない 敵対もできない everyday everynight せめぎ合い
でもむしろそのほうが性に合う やりたいようにやる でも
何か成し遂げたオレを待つのは ココじゃないってのはそれとなく
分かってんだもう大人だし 口にすんのもなんかおこがましい
でも言っとくそこは のどかに我が物顔したネコが鳴く
帰りたいのかどうかも分からないが 他でもない江戸川区
One for the what,two for the who