Karin.
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タワマン文学 – Karin.
無理をして傷がついてもこの居場所を守りたかったでも本当の僕を知っている帰れるような場所はなかった 今淡々と生きてるように見えているけど周りを気にしてる自分の意思まるで僕が言ったように聞こえているけど周りに落とされた 深い孤独の底にいて自分のことなんてわかってほしくない噂通りの面白さだって君の素直な優しさが嫌いだった 落ち込んで俯いているそういえば僕自分のことを誰かに相談したことないけど自分のことは…
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生まれた時のこと – Karin.
生まれた時のことを僕は何も知らないんだけど朝起きた時に視界に映るカーテンの隙間に差し込む光は今も嫌いで 君はいつもどんな時幸せについて考えるの?僕は手のひらを空に翳す時どんなことも乗り越えたんだと不思議な気持ちになるの たった少しの優しさで未来をどうやって生きればいいの?死にたい理由がない僕は生きること嫌だな でも いつかこんな日が懐かしいよねって笑えるようになってほしいな「まだ若いんだから何にで…
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嘘が甘いから – Karin.
普通の人になれたとしてどんな人生を送るんだろう結局一人は変わらないと勝手に落ち込むんだろう 僕の生き方を知ったようでいて本当は僕の何を知ってるんだよあぁ、また歳を重ねて言いたかったことが言えないようになってて 正しいって何の価値なんだろう今の僕をただ見てほしかったのに「未来の僕の為」と言って君はいつもそうやって僕の中で反射している君の意見を僕も思ってるように言って誰かが造り上げた僕が今日もずっと一…
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低体温症 – Karin.
もし君がもう一度私と恋をしてくれたらどうやって伝えよう きっと君はほら待っててくれる私は何も変わってないのに一緒にいると君ばっかりに負担をかけてしまうから すれ違ってゆく二人の価値観は悴んだ手のひらと一緒だね結末を知っている僕等はきっとここでお別れだね さよならは嫌いよ言ってしまえば終わっちゃうからでもまたねが出てこない だって君が言った「次会う時は笑顔で話せると嬉しいな」と私は未だ君を見てるとも…
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僕だけの戦争 – Karin.
僕だけの戦争だ明日もわかっちゃいない僕のことをばかにするなって常に腹を立ててた 気付けば狭くて一番暗い場所見えない明日を信じてがっかり だから撫でられることに「触るな」と言って心の中の牙を剥くしかなかったよ大切に育てた愛は初めから僕のじゃなかったね汚れた誇らしさだったのに 知らない世界にたった一人で戦う孤独まだ終わってないまだ終わってないんだよ何にもなれない世界で僕はまだ生きていたいこともあんただ…
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息を止めて – Karin.
姿を変えても君をまた好きになってしまうんだろうな交差点で息を止めて歩く儚い休日の午後に 恥ずかしくなるほど夢中になった私達って「どこで間違えたの?」って笑う君が嫌いだ この気持ちは確かに存在してなかったことにするにはちょっと重すぎるそんなのわかってるよ わかってるけど君を忘れるには遅すぎた 「この道を真っすぐ歩いて行ったら君のお家だよ」って何食わぬ顔で残酷なことを君は言うんだ 自分の為だけにあった…
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初恋は – Karin.
初恋はいつだったかな「ちゃんと覚えてたら良かったな」なんて言って照れてるのを誤魔化した 君のことを忘れたくはないけど私は次に行かなくちゃわかってるよ 思い出すのは君が私に教えてくれたこと 愛はきっとここにある確かに君が与えてくれたんだよでも証明できなくて本音は終わりを告げている 素直になれたら変わってた?時間が経つと不思議なものでもう一度って願っちゃうのってなんでなんだろう わかってたのに 伝えた…
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幸せを願えてたら – Karin.
ねえ君の幸せを願えてたらきっと夢なんか見なくて良かったの?私だけが生きてる空虚の中わからないことわからないままでいよう 私が知っている彼じゃない私は一体彼に何を求めて何を知ってた?わからないのは自分だったりして 恋しい孤独心に打ち込まれた杭はいつか溶けてしまうけど 愛おしいと思えば思うほどそんな言葉だけではつまらない消えないでいて言いかけた言葉に期待してたの 私一人で 地下鉄の中を通り抜けてもそれ…
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私達の幸せは – Karin.
君はいつも叱ってくれないから冷めた愛情をずっと枕の隣に置いている全て忘れてしまっても良かったから上手く感情が言葉にできないときも笑っていて 期待して何が変わるの?鋭く尖った過去の私も子供だったのにそれを忘れて煌めくことを諦めたくはない そう言ってても忘れちゃうんだよ 朝になると君は寂しくなって手を握ったりしてそっと頭を優しく撫でてくれる いつまでもこの幸せと一緒に居られるとは限らないでしょう?わか…
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結露 – Karin.
疲れてしまった君の為明かりを消した会わない方がいいと思ったけど今日を終わらすことを したくなくて困らせた沈黙を拒んで必死になったいつも話すのは私からでも あの時手を握っていればわかったはずでも押し付けることはしたくないくだらないこの愛を君は笑うかな私達は今出会わなきゃ良かったな 形を変えて愛になったこの甘い痛みを知らないふりをして抱えてたのにある日全部壊した 改札前で立ち止まる約束をしなかった 嫌…