JUDY AND MARY
風に吹かれて – JUDY AND MARY
あなたに前もらった 詩集が失くなったの
後ろのページに挟んであった 私の似顔絵 よく似てて笑った
しゅんとして歩いてる 背中たたいてくれる
踏み潰されてるしぼんだ風船に 息を吹きかけてる
泣くことを諦めて 前も見えなくなって
電話も出ないで 風の音だけ聞いてたこともあったわ
夢中になりたいから 人を好きになるから
忘れてゆくもの 捨ててゆくもの 私が信じたもの
足跡を残して旅する 素敵な匂いのリズムは
ちぎれやすい心 つなぎとめる デコボコで暖かいの
変わってゆく私も 変わってく景色も
イタズラに時をすべって
もし生まれ変わって 違う私でも
永遠に 銀河の風に吹かれて…
強い瞳に憧れて 追いかけた
カラッポの胸が つらくって
夢のカケラ達 元気に出ておいで
―どこまで 行こうかな?―
失くした詩集を見つけたの 懐かしくてページめくる
まだあの絵が挟んでる気がして 本気で探しちゃった
変わってゆく私も 変わってく景色も
イタズラに時をすべって
もし生まれ変わって 違う私でも
永遠に 銀河の風に吹かれて…