まんざいC – Jin-Machine
「はいどーもこんばんわー」
「こんばんわー」
「よろしくおねがいします」
「いや僕ね コンビニ店員やってみたいんですよ」
「ほうほうほう、でもできるんですか?」
「自慢じゃないけど僕 大学8年通ってましたから!」
「それ自慢にならねーだろ」
「M・A・A・M・A・A、まあまあ箱舟に乗ったつもりでいろよ!」
「箱船じゃなくて大船だろ!ていうか泥舟臭いけど…」
「ダイジョウブダイジョウブ きみ君 give me job!」
「不安しか感じねー!」
「いらっしゃいませ!セブンナインへようこそ」
「冷やし中華は温めますか?」
「週刊少年ジャガジン温めますか?」
「お会計1200円ですが1万円です!」
「おい!おい!おい!全然できてなかったじゃねーか!」
「えーんえーん」
「なんで泣いてるんだよ」
「だってお別れはさびしいよ」
「店員だもの、ものを売らなきゃいけないでしょう?」
「売買は苦手なもんで…」
「いいかげんにしろ!」
「ありがとうございました」
何度も書き直して
何度も練習して
舞台の上に立ったんだ
わずかな時間だったんだ
光が溢れていたんだ
でも笑いは少なかったんだ
いつか君にも笑ってほしいから
すすめ我が道を まんざいC
「はいどーも!こんばんわ」
「こんばんわ」
「子供の頃って懐かしいですよね」
「子供の頃ってどんな遊びをしました?」「ぼくは…
お金は持ってた給料日。
たまたま僕の横に配備。
かける言葉は様式美。
キャバクラ嬢とちょっと火遊び。
深夜の約束ハンムラビ。
二人で逃げた、かくれんぼ
今夜あなたを横恋慕
ばれたら彼女と鬼ごっこ
親にもばれてフルボッコ
校庭の砂場 法廷は修羅場
虫取り、横取り、借金取り
いやー、大人の遊びって怖いですね?」
「いいかげんにしろ!!」
それでもやめられないのは
君の笑顔を見たいから
おなじ笑い声でも何回だって聞いていたいんだ
出会いと別れ繰り返し
ため息まみれの夜をこえ
もっと光を浴びて舞台に立つ
二人を夢見て
どんなに辛いことがあったとしても
どんなに沈んで どんなに落ち込んでいたとしても
君にはなんにも関係ない
もうやめたいって思った日もあるけど
つまんない しょうもない バカみたい
くだらない そんなことしかできないけど
いつか君も笑わせてみせるよ
YEAH!!好きさ。漫才!!
明日もすすめ我が道を まんざいC
いいかげんにしろ! ありがとうございました