HIROBA
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星屑のバトン – HIROBA
あなたの落とした星屑は巡り誰かの明日を照らしていくだろうバトン繋ぐように その涙は川を渡り命芽吹かせ さようなら ありがとう 終わっては始まりごめんね あと少し素直になれてたら時間は積もり この後悔も土を肥やし花を咲かす まる さんかく しかく積み重ねては がらがらり また崩れ日が昇り 日が沈んで代わり映えしない今日をハンガーに吊るす 離しちゃ駄目だよと言いながら自転車は随分遠くまで 走っていたみ…
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透明稼業 (feat. 最果タヒ, 崎山蒼志 & 長谷川白紙) – HIROBA
ずっとここから 愛は生まれてる実家の裏山昔は公園があった錆びついた柵ずっとここから 愛は生まれてる誰も知らなくていいこと誰もが誰かを愛するけれど誰も知らなくていいことここを私は知っている 殺人事件のニューステロリズムのニュース残虐 虐殺 昼寝の裏で庭で花を育てる裏であなたが歩くとツツジが咲いて小さな子どもが蜜を吸う 友達がいないから助けるなら全員をそう願ったきみが 哀れなわけもなく私の故郷はツツジ…
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ただ いま (with 橋本愛) – HIROBA
「あなたさえ いればいい」「笑っていてくれたら それだけでいい」願うことすら 叶わないぼくにはもう 選べない“祈り” 子どもだからって 嘘をつかないで真実を隠さないでもう大人だよって 言わないから忘れるから 教えてほしい ぼくは ぼくを もう一度だけ捨ててしまったけれどここが最後の場所だから目を閉じて つぶやいた春がくるよ おかえり 間違いなんて 何もない大丈夫じゃないとこも包みたいの生きていてほ…
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ふたたび (with 大塚愛) – HIROBA
影がゆく 偲ぶように 寄り添うあなたの頬に 触れられずに 立ち止まってもう戻れなくとも 後悔しない忘れる日は来ない 消えないで 揺らめいて また燃えて 切なくてそれでも あなたといて 生まれるこの瞬間が すべて 影を待つ 振り返らず 信じてたはぐれていく心を 呼び止めてよ 優しい声で愛は音も無く 積もるから2人で声かさねて 泣かないで ほほえんで 温もりのそばにいて誰よりも 信じていて 生まれる …
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南極に咲く花へ (feat. 宮内悠介, 坂本真綾 & 江口亮) – HIROBA
君を訪ねるには飛行機でざっと50万それに目的だってちゃんと書類に書かなくちゃあるだろう? いろいろ手続きってやつがわかってる ぼくは一人でいるのが好きなんだ そうさ 君の瞳があると、ぼくは濁った川、刈られた木々を忘れてしまうんだ 砂漠のアラベスクから 南極に咲く花へ 海は荒れているかい?雲は変わらず落ちそうなほど低いままかい?大切な人の名前を忘れてないかい?寂しさのあまり暁光(ぎょうこう)を呪って…
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ステラ2021 (feat. 重松清, 柄本佑 & トオミヨウ) – HIROBA
なんだかヤな時代だねこんなんなっちゃうなんてねニュースは腹立つばかりでネットは炎が燃えさかっていてでもステラ 夜空はいつもいまも変わらず一万年前の光を ぼくらに届ける マスクをしてたら笑えない 笑っても伝わらないぼくのメガネはすぐに曇ってカノジョのルージュは減らなくてでもステラ 昔だれかが歌っていただろ上を向いて歩くのは 涙をこぼしたくないから 人が親指で殺される 後ろ指が背を突き刺す正義のボール…
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哀歌 (feat. 皆川博子, 吉澤嘉代子 & 世武裕子) – HIROBA
笛の音(ね)が呼んだ虹は凍り虹を映した湖は裂け裂け目を渡る風は砕けわたしの影は死んでしまったわたしは少し生きているけれどわたしの影は散り散りになった風と一緒に砕けてしまった湖と一緒に裂けてしまったわたしはひとりで笛を吹く一緒に踊る影はないいいえ、星屑 流れ星砕けたのはわたし裂けたのはわたし影は湖畔で笛を吹く星に聞こえる笛を吹く 睡(ねむ)れとや死ねとや白く落ち椿否(いな)とよ嗤(わら)え嗤え埋葬虫…
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幸せのままで、死んでくれ – HIROBA
幸せのままで、死んでくれ生きるのは嬉しいと笑ってくれそして最後にこの地べたに花束を叩きつければいい独りで 嘘になれ 朝がうたかたの夜を呑み込むそうさ すばらしいことだまともな日々を祝おうところで僕はひかりだけを拾ってそれが人生だと嘯いていくのか ノイズの無い部屋 爪先を立てて胸を切り裂くけど喧騒を期待していたのに惨めな静寂 あなたの声 浴びたくなる 幸せのままで、死んでくれ白白と影もない完全さでま…
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光る野原 (feat. 彩瀬まる, 伊藤沙莉 & 横山裕章) – HIROBA
光る野原に 行きたくて地の底にすむ 君を連れ出した雨の日曜 スーパーの帰りいつでも指を 絡めていたね 星はひとつも見えないけれど愛があるから きっと届くよ 私の魔物 出てこないで間違いだって言わないであんなにすばらしい日々もまばたきする間に 消えてしまった 光る野原は まだ遠い山河を越えて 花を蹴散らしただんだん君の足がもつれだす強く手を引く 前だけを見て こんな風だった 私はいつも愛してるのに …
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凪 (with 高橋優) – HIROBA
僕らは今日も凪をいく波風立たぬ日々の中でかわりに心をざわつかせなにかのおかげと崇めたり それでも… それでも…それでも… それでも…君を愛している 俺の幸せは海の向こうにあると言ったあいつは今もどこかで水面に揺られやりたい自分をやれているのかな 私の幸せは恋をすることだと言ったあの子はそれに見合う誰かをみつけて足りない部分を埋めれたかな 荒波に命を奪われそうな日々で生きることに 夢中になって幸せだ…