H△G
-
こだまでしょうか – H△G
「遊(あす)ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。 「馬鹿(ばか)」っていうと「馬鹿」っていう。 「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。 そうして、あとでさみしくなって、 「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。 こだまでしょうか、こだまでしょうか、こだまでしょうか、いいえ、誰でも。 こだまでしょうか、こだまでしょうか、こだまでしょうか、いいえ、誰でも。 こだまでしょうか、こだまでしょ…
-
青春のシルエット – H△G
ありふれた花言葉の代わりに、想い出を紡いでゆく 花束のシルエット。 君に出逢えたのは 偶然ではないこと。夜明けを待ちながら 朝まではしゃいでたこと。 寂しさを隠したまま 笑ったりしていたこと。すべてが蒼く染まってゆく。 汚れたスニーカーのつま先を合わせて、君と約束をした あの夜を忘れないよ。 ありふれた花言葉の代わりに、僕らが過ごした日々を描こう。 花束を重ねて 創った君の影は、さよならの先にある…
-
Dont Forget – H△G
鈍色をしてる雲が影を落としていたコンクリート。トンネル抜けたのなら、そこには君が待っていた。 慌てていたから傘を忘れ、気づいた時はもう遅く。はにかむ僕らのこと、紫陽花も笑ってるだろう。 梅雨入り告げる優しい雨が、“しとしと”と ただ二人を濡らしてゆくんだ。 この世界の全ての人が、君のことを否定しても。僕だけは味方でいること、決して忘れないでいて。 かげろうの揺れる道で、君が何か言おうとした。蒸し暑…
-
Contrail – H△G
白く掠れたまま消えかけてく空を、僕らは見上げていた。拍手の中。 マスクをしたままうつむいて、なんにも出来ずにあきらめた。 そんな僕らを見て夏の魔物は言う、このままでいいのか?と。 鳴り止まぬ歓声は聴こえはしないけれど。 夏の始まり告げてるような青春のファンファーレが、夢で滲んだまま曇りがちな空と、僕らの胸に響く。 失くしたものと奪われたもの。あの夏の日のコントレイルが、白く掠れたまま消えかけてく空…
-
Allee – H△G
秋風 吹いた朝は、銀杏の木を見上げ 深呼吸してみる。 秋色 染まる空に、時を止める魔法 かけれたらいいのに。 足早に過ぎる暮らし。忙しい毎日。慣れない仕事に追われてしまうこともある。でも この町が大好きだよ。 赤い三角屋根をした駅と 大学通り並木道。あの歩道橋の上、見てた花の記憶も。 星町の短い秋が終わる頃に、私の道しるべになるでしょう。きっと。 冬の気配が迫る 風の匂いが、なんだか懐かしい気持ち…
-
Basket Goal – H△G
向日葵の咲くあの坂道を越えたら、蝉の鳴き声、聴こえてくる。 10分あれば辿り着けるつもりだった。あと少しがやけに遠くて。 汗ばむ制服の白、始業の鐘が鳴り響く。 あの夏の日の校舎の陰で、君に秘密を打ち明けた。 空の蒼さとプールの匂い、遠く聴こえたピアノの音。 いま僕ら、何が出来る?何が出来るのだろうか? 夕立ち色の夏っぽい風景の中、渡り廊下で雨宿り。 いっそ心の奥の “モヤモヤ” さえも、洗い流して…
-
君のままでいい – H△G
信じられないようなお伽話の主人公は、いつだって自分を信じることから始まった。 大人になったらそんなことも忘れちゃって、誰かと比べては落ち込んでばかりいた。 S.N.Sを見て、過ごす独りの夜は、自分の存在も見失いそうになるよ。 いま生きてる意味とか、生まれて来た意味とか、誰にも言わずに努力して来たこととか。 ありふれた言葉でもかまわないから、君のままでいい。ただそう言って欲しくって。 真っ直ぐな思い…
-
卒業の唄 – H△G
寂しさ含んだ凛とした空気は、晴々しくも少し冷たく。 “また会おうね”と言ってはみたけれど、会えないことも分かってるんだ。 独りきり教室の隅、後ろの席に座ってた。賑やかな黒板のメッセージ眺めて。 みら、みら、みらい。まだ見ぬ未来。今こそ別れめ、いざさらば。 きら、きら、きらり。煌めいていた。思えばいと疾し、この年月。 果てしなく続くこの人生(みち)の先には、まだ幾つもの“卒業”がある。 その“卒業”…
-
5センチ先の夢 – H△G
もうどれくらい歩いて来ただろう。それでもまだまだこの道は続いているんだ。 そう近道をしたこともあったけど、いつでもそんな道の先は行き止まりだった。 あきらめないとね、決めたのなら。あせらなくていい。ねぇ、そうでしょう? 私は5センチ先の夢をつま先立ちをしたまま、背伸びをして見ている。ふらつきながら。 ホントは大丈夫じゃないクセに、大丈夫なフリして見せたのは、君の背中を押していたいから。 あきらめな…
-
夏のまぼろし feat.ま に こ – H△G
夏のまぼろし。あの頃よりも僕は強くなれてるかな。 午後の在来線は席もまばらに空いていて、燻んだ日除けから漏れた光が影を作る。 ひとつに束ねた髪と真っ白なスニーカー。部活帰りの笑い声、響いてる。 夏のまぼろし。あの頃のように僕は上手く笑えてるかな。 夏のまぼろし。あの頃よりも僕は強くなれてるかな。 駅に着くと辺りはもう薄暗くなっていて、今年もまた夏が 夏が終わることを知った。 汚れた水溜まりが映した…