haju:harmonics

  • 神様へ – haju:harmonics

    朱く燃える太陽と掃き溜めを虚しさで隠すような指先一つで善人すら人殺しに変えてしまうような成れの果ての世界で まるで僕ら異星人(エイリアン)だ 誰と居たっていつも孤独で死んでいるように生きているし 生きているように死んでいる 善も悪も表裏一体 剥き出しの命を謳うよただ、ここに在るだけの 漂う亡霊になった花びら 虚ろな生の価値を教えて僕ら、間違えて産まれたの?消えゆく彗星になった化け物 神様がいるなら…

  • つみのうぶごえ – haju:harmonics

    はじまるその時僕らが泣く理由を瓦礫の窓辺に揺れる花は歌った 生きることは奪うことで滅びこそが命だからもし心が痛むのなら心こそが僕らの罪 《wu ji sci wo so wu ji sci uso》《we te chu so we te ka to so》 けものたちよ征けこの荒野の果て何が待つの分からずにそれでも歩こう灰に帰る日まで 右手に握るは錆びた鈍い鉄(くろがね)左手抱(いだ)いた小さきも…

  • 月蝕 – haju:harmonics

    僕らは何の為もがいては散っていくのだろう全ては大きな流れいま息してるだけ 答えが無いまま終わった芝居のように気づけばまた一人で流れる風に無理やり笑った 何故に僕は期待してしまった悦びなど似合わないのにまだ縋る自分を お願いねえ 隠して それでも(そう)信じてみたかった(痛かった)輝いてみたかった(痛かった)知らなかった感情が目覚めて僕の命も意味がある気がしたんだ(Haaaa…)だからね(そう)夢見…

  • Ember – haju:harmonics

    Somewhere in the distanceI hear joy in a song I’ll never know This curse, I can’t take itI pray for the dying everglow You know I can’t wither awayOver the shadows deliverance awaits…

  • ≒ – haju:harmonics

    傷口に砂糖を塗ったら余計に惨めになって、引き金に手をかけたこと、見せびらかしたくなった。 それだけだ。それだけだった。 命は平等だと道徳が、人は不平等だと現実が、信じるべき方は明白だった。理想を語るには遅すぎた。 私の体は、心は、ただ息をする呪いだ。張り付けた愛想笑い。迎合に媚を売った。掲げた正義は、今や人を殺す呪いなんだ。 あんまりだ。 指切りの指の軽さと、引き金を引く指の重さが、同じなのだとし…

  • ビスポーク – haju:harmonics

    優しさってそんなに眩しいものでしたか。拉げたと胸の中に宿したその形。 叩き割った壜の奥、愛がこびりついていた。誰かに合わせて作る心がどんなに不純なものだったとして。傷つけられるのも、傷つけてしまうのも、あなたは怖くて仕方ないのね。 それならば、愛を知る人よ。せめて誠実であれ。傷つけ方を選べるようにならないで。守らない用法用量で守ったのは自分の心だったんだね。優しいね。 愛と情を切り離す。それは木天…

Back to top button