頬に残る泣き跡 やさしく撫でるように
太陽のシャワーが舞う
歩道に溶けた 僕たちのシルエット
“今”しか見えない
目的地なんてないさ 地図も羽根もいらない
理由だって そう デタラメでいい
海や空より 果てしない景色
「自由」と名づけた
同じ時代に 違う秘密を抱えて
僕らは出会った
他愛もなく かけがえない 一秒を感じながら
さらば世界 さらば世界 めぐり逢う日まで
瞬き忘れて かかとが弾むよ
どれが未来 どれも未来 どこにだって行ける
二度とない“今”だけは 誰にも邪魔させない
それが罪でも
無限の夜空に打つ 星たちのタンバリンに
思い出の群れ 重ねてみれば
永遠が歌う 初めてのメロディー
「明日」と名づけた
結んだ絆も 身勝手に引けば途切れ
近づき過ぎれば 弛んでしまうものなのかな
ハートとハートの間で
さらば涙 さらば涙 流れ星となれ
僕らの願いに 生まれ変わればいい
どれが光 どれも光 無意味なものはない
二人としていない存在 誰にも代えられない
それが自分だよ
雪解けの蕾が 春を招くように
雨上がりの 虹のように
終わりが告げるのは始まり
無数よりも数え切れない 次の“今”を迎えよう
さらば世界 さらば世界 めぐり逢う日まで
瞬き忘れて 踵が弾むよ
さらば涙 さらば涙 流れ星となれ
僕らの願いに 生まれ変わればいい
どれも未来 どれも光 正解に興味はない
未完成で不完全な ドラマを続けようか
それが罪でも
それが罪でも
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