CROSS VEIN

琥珀の誓い – CROSS VEIN

手探りで 進み行く
欝蒼と 茂る木々
息を切らし 掻き分けて
彷徨う深い森の中

荊道 底のない沼も
漆黒へ染まりゆく
月明かりさえも途絶えたこの地で
何かを望めるのでしょうか

ああ 届かない 祈り言は
ただ唇 噛み締め
証として 刻み込むわ
秘めた想い 手綱になり
血混じりの愛に
この身捧げ

孤独を分け合う 少年と少女
物憂げなこの世界で
手を取り合って生きるの
いずれ離ればなれになると知らず

運命のいたずらに絆され
出会い逸れる
想いの丈さえ 打ち明けないまま
琥珀色の 恋は途切れて…

もうこれ以上歩けないわ
霧の中に包まれ
朦朧とする意識の中
わたしを呼ぶ 声が聞こえ
共に生きていく 覚悟決めた

心を隠した 積年の愛情
互い失い 痛いほどに 感じたわ
「恋しさ」
あまりにも尊くて
目を逸らして(い)たの

ああ 伝えたい この想いを
今にも溢れそうよ
「愛している」 たった一言で
変わることを 知っているわ
恐れていた 終わり 始まるとき

孤独を打ち消す 積年の愛情
互い導き 運命すら 感じたの
いまなら 言えるわ
もう何も怖くないから

心を交わした 少年と少女
光差す森の外で
手を取り合って生きるの
もう二度と離れないよう誓い合って

人気の新着歌詞

寂寞の塔 – CROSS VEIN

見慣れた風景 馴染みの顔安らげる私の聖地石畳に深く 根付く様にその塔は 長きに渡り天へとそびえ立つ微笑むように 街を見下ろすの吹き抜ける風 頬なでるよう心を溶か

Maid of Lorraine – CROSS VEIN

途方もなく 繰り返す百年も続く戦平和な地も 焼き払われ明日さえ見えないただ祈り続けていただけの私が導く者となり啓示を胸に 忠誠を誓いいざ立ち向かうのよさあ恐れず

Last Melody – CROSS VEIN

奏でる 愛の旋律心を揺り動かす切なくて優しい記憶がいまも胸を締め付け城壁から漏れる灯は温もるには足りなくて涙も孤独も自ら終わらせてしまえたなら見えない 螺旋階段

Brightest Hope – CROSS VEIN

ああ 日が登る朝焼け 頬を染め嵐は静まり ほっと息をつく擦り切れた身体は迎え撃った印となるのああ 煙の中見えた救いの手幻ではなく 確かなものよ掠れたこの声は生を

追憶は儚き雪 – CROSS VEIN

穢れのない粉雪浄化するよう街並みを白く染めていき静寂を呼ぶ思い出すわあの 寒空の下寄り添い合った日を降り積もる雪 消えない愛の追憶 季節巡っても氷のように 凍ら

sandglass – CROSS VEIN

零れ落ちて逝く果ては二度と這い上がることのできない冷たい底まるで掃き溜めのように蓄積された記憶と悪夢が息を潜めているの忘れかけていた頃 疼く懐かしい痛みが今甦る

Eternal Dream – CROSS VEIN

幾度なく繰り返され何度途絶え掛けても強さを増し生き続ける宿命開けられない堅い檻諦められない夢相反して見えいつも隣り合わせ夜毎夢見て待ち続けて(い)るのよ裏切りも

Precious Liberty – CROSS VEIN

息を切らしてひたすらに走り続けたこの旅路一つ目の的見つけ ようやく指先が触れた片時も忘れない鈍い痛み背負いながらさあ前に踏み出すのよ望むことさえ許されなかった貴

forget-me-not – CROSS VEIN

冷めた雨と共に 狂い出した歯車達霞みゆく華やいだ季節置き去りにした心は あの頃のまま消えないこの痛みと共に葬って 埋めてしまうこともできたわ掘り返すのはひと時も

Back to top button