東から もくもくと吹き出した積乱雲が 押し流されて
長い雨で 東京の街並みが海になった 六畳一間は船になった
窓の外 水平線が引かれ だれもかれもヒキコーモリです
あの娘 どこへやら 偽物の花を買って海に投げた
中央線がしぶきをあげた
旅に出ましょう 今こそ その時
全て捨て置いて
お別れの挨拶どころか まだ何も始まってもいやしないぜ
波が打ちよせて 何かの燃えかすが 窓にはりつく
過去も未来も 押し流されて
意味を失くした いつかの約束が流れついた
黒い邪魔な夜が来て 海も凪いでいる
波のうねりにあわせて 揺れる ランプの燈
黒いしぶきに足を浸して5つ教えて
やっと1人になれた 今、何かが 始まった?
後戻りできないさ どこまでも 海は続いて…
風がふいた…その時
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小旅行 – cero 夜の帳が 下りるころ常夜灯は 灯りだしニッキの香る 西の都へ月の船は 滑り出す窓の外 ゆらゆら極楽鳥は 羽ばたき浅い眠り 星も砕けるどこから来たのか 忘れてさよ
マクベス – cero 残念だけど さよならさ マクベスぼくもうすごく眠くなっちゃったここから先は 別の世界だね マクベス明日にはもう はなればなれだ銀色の灯が 遠のいてく スピード
大停電の夜に – cero 大停電の夜に君は手紙書く手をとめ窓を開けて目を閉じ街のざわざわに聞き入る外には夜汽車が走っていた手を振る友達 楽しそう普通の会話を愛している手を振る友達 淋しそ
ターミナル – cero 乗客は皆雨音に耳を澄まし遠い太陽系に想いを馳せる「まもなく終点 埋葬銀河」スピーカーからの アナウンス夜は遠のくにつれて近づいてくるんだそして旅行は終わるように
ワールドレコード – cero 1、2、trip for vibeドープにデコった汽車に乗り込もう一生有効年間バスが気がつきゃあなたのポケットにあるはずyes, I was born in t
入曽 – cero 眠れない夜なんかにはあの町のこと おもいだす誰も渡らない 信号機が赤になって青になってまた赤になるここは衛星都市 デカイ駐車場ネオンぴかぴか パチンコ屋葬られた
あののか – cero ドアが開いたらどこ行こう?ごはん食べよう 本屋行こうひとりで過ごす昼間は 静かな顔で暮らしてる不安なくらい自由さ ぼくら立ち止まって呼吸をすれば どこまでものぼ
わたしのすがた – cero あの夕方 爽快な航海のあと来た豪快な崩壊をコンパイルしたんだただ後悔から理解しようなんざ論外さ欄外に書き込んだグラフィティが本懐さeveryday, 俺はまたま
さん! – cero あー 私の青空を目に見えない戦闘機が汚して消えた不可思議な朝だ一人残らず宇宙にさらされる日までかなしみは消えないさよなら 歌う鳥いつでも 戻っておいで魂 散り散
roof – cero 街と街のあいだに電車が走っている家のなかには 人々がそれぞれの灯り点けて 暮してるそれで一日は朝と昼と夜があって読みすすめなくても 進んでいくと思ってただけどぼ
スマイル – cero ついさっきまでホットだった回線がひとつづつ断ち切られていくなんか世知辛いような感じなんか頼りないような感じ…スマイル?そりゃ願わくばI wanna keep o
マウンテン・マウンテン – cero マウンテン マウンテン 煙草プカプカ31と 飴ちゃん舐めて80m 一休みしたならマウンテン マウンテン ぼちぼち歩こうマウンテン マウンテン 足はガクガク31と
マイ・ロスト・シティー – cero カーステから流れるのはローランド・カークだった言葉は生い茂りつつも意味を失っていく密林を乗り起えた先に見えた白い煙享楽と空白のワイルドサイドヘようこそマイ・ロス
水平線のバラード – cero 水面は淡くなり 泡ははじけ パラソルの色は遠く偽物の花を買い 海に投げて 見えなくなるまで手を振る~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~海の底ま
FALLIN – cero 遊ぼう夜を越えて どこかへ行こう夢のなかへ 何度でも「思い出せる…?」白い陽の照りつける 砂嘴 渡ればたちまち 浜は瀝青となりビルは砂丘へと姿変える身体なんて捨
夜去 – cero LEDの雪が降るうつむきがちに 手はポケットに美しいことも争いも全てが 天使たちの戯れだとしたらこの退屈な街と 辺境のあいだにとびきり素敵なテントを張ろうよ誰に