BLUE BOUQUET
-
フラワーエールを憧憬に – BLUE BOUQUET
届くまで 届くまで 風に揺れてく 季節がいつか灯りになるならそよぐ憧れにフラワーエール 上手くいかないことばかり 浮き足立って七転び起き上がるたび 八千種[やちくさ]に 濡らす足元やがて芽を出して 空へと近づいてほらね綺麗な実を結んでく 踏まれて強くなるように 想いに比する愛みたいにどうして 憧憬は遠ざかってく思いつきなんかじゃないから 諦められるほど半端じゃないから心から 焦がれてる とどけ!叶…
-
儚き心像のメビウス – BLUE BOUQUET
仄暗い静寂に 芽生えた星々に 命名するように一際輝く まだ名もない感情に何と名を付けよう あぁ 今よりを望むことなく 落涙などない 過ぎた願いを捨てられないまま 変わらぬ夢を祈る 儚き心像が描く 不変な世界はメビウス正夢も逆夢も0となり環となればいい心で環状を描く 眩しい想いはアイシテル永遠を星願うように 光を照らすよ 朝夕 折節 満ち欠け 相愛 されど有限というのか もう終焉も 裏表も なくして…
-
永き瞳見のシリウス – BLUE BOUQUET
彗星の溜め息 流星の落涙 一条溢れた星笑み好きな絵の具で塗り足してよ 君が描いた銀河にふたり 偶数の幸せ 夜空に彩って 内緒の星座を縫って並んで見上げて 指でなぞって 想い出話のなか ねぇおやすみ あぁ傷つかないで笑いあえる たるむ天蓋と三日月目浮かぶステラに導かれて 永遠を夢に見る 瞳映すシリウス生まれたままの愛が 光こぼしてくこの想いで この願いで 何億光年先まで星迷うことなんてないように い…
-
拝啓、暁染める虹よ – BLUE BOUQUET
彼は誰に認める 思い初めのような願いごと拝啓、暁染める 想う君よ 花の名を一つ教え 好きな詩を詠み贈ってそんなふうに必ず来る 朝焼けを共に迎えたい忘れじの空になれ 萌す心根は ひどく繊細で浮かぶ情の音は 静寂に木霊して 「離れていても どこにいても」「信じていれば 通じ合える」「何よりも木切だから 誰よりも想ってるから」秘する虹になって 俯かないで 愛し七色 どうして涙は透明だろう日が滲む薄暮のよ…
-
Key My Notes – BLUE BOUQUET
ただ遠くへ遠くへ手を伸ばす この想いが果てるまで扉をひらく 何かを変える 鍵はいつだって心にある まだ何も知らないノートに 今日という日を書き残していく白紙のままの未来がいつか 歩みを正解にさせてく 上辺だけじゃ 見た目だけじゃ 形だけじゃ 嫌なんだよ自分が自分を 超えていけるように 誰も見たことのないステージを やがて追い越していくイメージを描いていけ 掴んでいけ この高鳴りに任せ張り裂けそうに…
-
青空のメモリー – BLUE BOUQUET
ほら、心寂しいなら ほら、泣きたくなったならそっと涙して 空に流して ねぇ僕が青空にかわるから なんて一面に広がる なんの恥ずかし気もなく描く青写真 そよぐ風脚 あぁうららかな空の下 綺麗事とも 絵空事とも 違う想いが渦巻いて特別じゃなくたって ありふれたっていい 晴れの日を願うだけ 巡り巡ってく歳月は いくつも積み重なっていって真白い雲になる この日々が色褪せたりしないよう手を伸ばしても届くこと…