BIN

  • 朔の贄 – BIN

    この命を捧げる運命なら抗うものは幼い頃に失くした父と母が残したその眼差しは心の呪いとなる 憎しみが争いを争いが哀しみを輪廻のように世界をかき乱すなら小さなこの命に生きる意味をあなたが宿したんだ 紛い物同士、運命の賽は投げられた願わくば最期まで この思いを、この心をあなたに捧げるのなら慰めも 憐みもいらないから この誓いを、この運命をあなたが望むのならば苦しみも、悲しみも抱きしめるから 喝采を浴びる…

  • ハイウェイローナー – BIN

    騒がしい夜には耳をふさいで夢際に眩しすぎるネオンが瞼越しにサイン描く 言葉は紛い物飾りついた人混みが街を飲み込む見捨てられないように 醒めない夢を見続けたくて明けない夜を駆け抜けるハイウェイ飛ばす風のように前へ行先は誰にも分からないマイウェイ走る煌めくように前へ終点は誰にも分からない 寂しさが理性を焦がすowner of a lonely heart傷付かない日々の代償に空虚を選んだんだ 心は嘘吐…

  • Hollow – BIN

    淡い期待なんていつも裏切られてばかり信じていたものさえいつか泡のように消えてなくなる つまらない本音より優しい嘘を求めてる不都合な真実は耳をふさいでしまうから仮面の下に隠す本音を暴こうとしないで醜いものなんて誰も望んじゃいない目を背けるから 騙して、騙されて嘘の関係に安らぎを得る綺麗なものだけを求めて世界は醜く歪んで壊れた 永遠に夢のままで幻を見続けてる現実は酷く穢され誰も生きらないほどに歪んだ …

  • 朔の贄 – BIN

    この命を捧げる運命なら抗うものは幼い頃に失くした父と母が残したその眼差しは心の呪いとなる 憎しみが争いを争いが哀しみを輪廻のように世界をかき乱すなら小さなこの命に生きる意味をあなたが宿したんだ 紛い物同士、運命の賽は投げられた願わくば最期まで この思いを、この心をあなたに捧げるのなら慰めも 憐みもいらないから この誓いを、この運命をあなたが望むのならば苦しみも、悲しみも抱きしめるから 喝采を浴びる…

  • melt – BIN

    もう、誰にも会いたくないそんな日々もいつかああ、何もかも分からないまま溶けて消える 誰にも見えないように独りの逃避行眠れない夜が悪夢を消し去る気付かないように分からないように平気な振りして独り夜に消える もう、お喋りは聞き飽きたよそんな日々もいつかああ、見えないように音もなくただ溶けて消える 見慣れたこの景色も見飽きたこの景色も時が回れば色彩を帯びる聞き慣れたその言葉も聞き飽きたその言葉も時が回れ…

  • colony – BIN

    小さな世界の片隅で小さな争いが起こる動機なんてものはないただの我儘なんだろう期待外れの日々を送る 無機質な世界の片隅で感情的に争う日々どんなに複雑な糸も交わらないものがあるんだそれがあなたとわたしなんだ 同じ空を仰いで同じ星を眺めてそれぞれの生きる意味を探して行く同じ色の血を流して同じ色の涙流して間違えながら今日も明日も生きてく 何もない部屋の片隅で何でもないことで怒る正義なんてものはないそれはた…

  • 因果 – BIN

    自分の愚かさを悔いれば救われると思ってんの?恨み辛み事は呪いの様に離れはしない吐き出した言葉に意味はないって本当に思ってんの?無自覚に罪はないのならどうして人は憎しみ合うのだろう 拙い頭で考えた神様はネジの外れた僕らと同じ人間みたいだな バラバラに散らばった群青下らない時間の螺旋状が僕を飲み込み 君を吐き出す何処までも世界は不条理だグラグラに崩れた感情つまらない人間の煽情が君を殺して 僕を生み出す…

  • 遭難信号 – BIN

    石ころ蹴っ飛ばしてメーデー僕はここにいますってオーバー言い訳ばっかの人生にどうでもいいとか言わないでよ黄昏蹴っ飛ばしてメーデー僕はどこですかってオーバー間違いだらけの人生に遭難信号僕はここだよメーデー no no のうのうと死んだふりしてlow low 浪々と気ままに生きる時は無情されど平等人は無謀ゆえに奔放独り善がりの論理レス頭が固いよロンリネスガラパゴスした人生観でひとり遭難中だ 石ころ蹴っ飛…

  • チルドレン – BIN

    ぞんざいに扱うなよこう見えても繊細なんだよ八つ当たりなら他所でやってくれイライラならどっかに仕舞え何時もそうだろ上から目線で俺らを虐めるんだしたり顔でこっち見んじゃねえ 餓鬼には分からないんだとか気安く言うんじゃねえ教えないのはお前らだろどうすれば喜ぶんだろうなんて言えば許してくれるだろう不毛な努力で心が磨り減る嫌だ何だかんだ逃げ場が無いんだ教えてくれよ優しい大人たち 僕らは未熟で愚かで青い果実の…

  • 籠の鳥 – BIN

    お前の目が恐ろしくて心が抉られる私のことを見ないでお前が邪魔で仕方ない その目は何を見てる好奇心?猜疑心?私のことを見ないで好きにさせてくれないか 心の籠の中で独り安らかに眠る心の檻の中で朽ちて果てて死ねば良い 触れないで見つめないで私はここに居ないから恐いから近づかないで籠の中で眠らせて 貴方は何故冷たいの優しくしてるのに私のことを見てよ貴方の事が分からない 心に閉じ込めた貴方の言葉を見せて心に…

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