ASKA
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cry – ASKA
椅子の背もたれを抱いた またがるように座ったあごを乗せながら泣いた oh cry oh cry oh cry この日この時の気持ち 誰とも分け合わないでどんなだったか覚えておこう oh cry oh cry oh cry 本当 本当に痛かった泣いて 泣いても涸れなかった 本当 本当に痛かった死ぬほど泣いても生きていた ひとつだけ頬を打った あいつはただ黙ってたそして終わりだと思った oh cry …
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メリーゴーランド – ASKA
僕の住む街を流れる川があった僕らはその川を「大川」と呼んだ 駆けっこが早かった あの子は今どこにいつもケンカばかりしてた あの子は今どこに 未来よりも 明日の約束「みどり萌えたつ」と 僕らは散らばった そして記憶を確かめ合うように また僕らは出会うそれぞれをくぐり抜けて あの頃にメリーゴーランド 美しいものには たいして色はないあの日の幼い記憶には 染みついた色がある そうさ僕らは冒険をした「成功…
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LOVE SONG – ASKA
聴いた風な流行にまぎれて僕の歌が やせつづけている安い玩具みたいで 君に悪い ひどいもんさ 生きざまぶった半オンスの拳が うけてる僕はそれを見ていたよ 横になって 君を浮かべるとき SOULの呼吸が始まる胸に息づくのは 君へのLove song 抱き合う度にほら -secret river side-欲張りになって行く -We can’t go back-君が想うよりも 僕は君が好き …
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月が近づけば少しはましだろう – ASKA
いろんなこと言われる度にやっぱり 弱くなるいろんなこと考える度に 撃ち抜かれて 恋人も知らないひとりの男になる 壁にもたれて もう一度受け止める小さな滝のあたりで 角を曲がるといつも 消え失せてしまう言葉だけど心の中では 切れて仕方ない この指の先でそっと 拭きとれるはずの言葉だけど積もり始めたら 泣けて仕方ない ごまかしながら生きて来たなんて 思わないけど夢まみれで滑り込むような事ばかりで 毎日…
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抱き合いし恋人 – ASKA
世は移れど 君恋しと星の灯る夏の夜空に 抱き合いし恋人 震えて なお離さない幾通りもある接吻 選ばれたひとつ きっと幸せはほんのわずかな愛を見逃さないこと 続けてくふたりのままがいつの日か思うかたちになる代わるものはなく 君を書いてみた 詩を折ってふたりで投げてみよう いにしえの恋人へ 風の音に応え どこへ行こうか夜の空に線を引く 紙飛行機に乗って 僕が願うのはどんなわずかな愛も見逃さないこと ま…
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誰がために鐘は鳴る – ASKA
春には花が咲き 夏には実を結び切ない秋をくぐり抜け 冬を堪え忍ぶ 何かをなくすのは 悪いことじゃなくて本当の幸せに出会うためさ そう思えばいい 解り合えなくて過ぎて行く人 見知らない顔で ああ風がなぶる僕の胸 いまこそ歩めとああ手を離れた夢にも 呼びかけてみよう 呟いてみよう僕は生きると この手に抱いたのは 幻ではなくて 確かに伝えたかった言葉さ 吐息 温もりで 僕の残したこの愛の歌 誰かの声で …
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UNI-VERSE – ASKA
僕も君もみんな みんなそうさ誰も彼もみんな みんなそうだ きっと僕らはきっと 自分で哀しくなってる楽しい方を向けるはずなのに 束ねた新聞の上で 未来のように立った明日朝晴れたら 行こうよ ロケット たどり着けない宇宙の 何もかもが生きているそして僕らの内にも同じだけの宇宙が… ペットボトルロケット飛んだ 青い空に眩しく消えた夏色の太陽に消えた あの日のアトムみたいだ 僕も君もみんな みんなそうさ誰…
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晴天を誉めるなら夕暮れを待て – ASKA
ダイヤモンドさえも 年を重ねてるまして星なんて 燃えて消えて行く 形あるものが 限りあるなんて寂しさを添えて 信じ合っている 科学は正しいと言う 迷信の風で育ったねえ青い帽子の丘で 夕暮れに吹く風を待ってみないかい 沈みかけの太陽見つめたら 許すようにうなずいて振り返らない覚悟で ついでのような角度で誉めりゃいい 命尽きるまで 愛しつづけたい命尽きるまで すべての嘘を守りたい かさぶただらけの心で…
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風のライオン – ASKA
力まかせの 喧嘩じゃ負けないそれが絵になる少年の日々 何処かに眠る わがままな瞳は時間を積んで 優しく消えた 気疲ればかり 大人の顔で 秘密が増えれば 臆病になり笑顔の数さえ 心に重いだけの飾り 昨夜 手元に粉雪が来て冬のチョウチョの姿になった シルクの雪を かわすように舞い僕を連れて 季節を越えた まぼろしの底 歩きすぎたね 心は四月の草原の中痛んだ たて髪 しばらく風にあずけてから いつか 走…
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恋人はワイン色 – ASKA
すれ違う 君に見とれてスローモーション はねたワイン 君のドレス 紅に染まって戸惑いは 恋の顔 突然すぎた出逢いは 想い出さえシネマじたての 甘いストーリーに変えて行く I don’t forget youMissing you 恋人はワイン色ビロードのシャワー 決まりの場面で 恋人はワイン色記憶の香り グラス持つたびに オレンジを 絞る横顔まぶしくて 好きだった 朝と夜 違って見える…