ALKALOID
翼モラトリアム – ALKALOID
ハッと見上げた羽撃きの合図で 変わりだした世界に気づく
あんな自由で力強い翼 なんて僕らはちっぽけなんだろう
きっと何かを躊躇った瞬間 知らず知らずに取り零して
目覚めきれない可能性の前で なんで僕らは臆病だね
あの風の先を
いくら思っても
そこに立ってる
自分の顔が
うまく描けないなら
どんな不確定な未来でも 約束された道じゃなくても
焦りにも似た
この衝動を
抑えるなんてできなくなってる
今だって言えるほど自信はない 願えば叶うほど甘くもない
わかったフリで
常識ぶって
繋がれてた鎖を
壊す時だ
勇気ってもうちょっと
誰でも平等に
手にできたら
いいんだけど
(Ah,)
踏み出す一歩に
落ちる影を蹴って
飛び立ちたい
あの大空へ
(Yeah,)
伸ばした両手に
翼を感じる
光る濡れた羽を
広げて
あの風の先を
確かめに行こう
そこに立ってる
自分の為に
俯かないと誓うよ
どんな不確定な未来でも 約束された道じゃなくても
祈りにも似た
この衝動が
諦めないと叫び続けてる
いつかを待ってるような子供じゃない 理不尽を流せる大人でもない
迷いを抜けた
自由な青へ
目覚めたての翼で
羽撃くんだ
飛び立つ時間だ