白い夜霧の あかりに濡れて
別れせつない プラットホーム
ベルが鳴る ベルが鳴る
さらばと告げて 手を振る君は
赤いランプの 終列車
涙かくして ほほえみ合(お)うて
窓に残した 心の温(ぬく)み
あの人は あの人は
何日(いつ)また逢える 旅路の人か
赤いランプの 終列車
遠い汽笛に うすれる影に
一人佇(たたず)む プラットホーム
さようなら さようなら
瞼の奥に 哀しく消える
赤いランプの 終列車
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恋を忘れた 女がひとり夢に疲れた 男がひとり今さら泣いても 仕方がないねプッと嘲笑(わら)って 見つめればほのかに灯り くれない酒場こんな女の 過去など聴いてあ
遠いあの日の しあわせは今も岸辺に 咲いている桜並木に 寄り添いながら君と夢みた あの角館(かくのだて)君に逢いたい ああ 雄物川君の笑顔の 面かげはいつも心に
重ねた命 心に結び越えて行けない 一夜川愛の重さは 変わりはしないたとえふたりが 添えなくたって紅く 紅くもやして 生きてゆくのね鵜飼いでじゃれて 遊んだ夏を想
あんな男と 言わないで聴けば なおさら 辛くなる命からがら 掴んだ恋はどこのどなたと どの店あたりあゝ泣けるわね 惚れほれ酒よ点けた灯りを 消さないで暗い 人生
さがしてもこの世のどこを たずねてみてももう居ない あんないい娘(こ)は 二人といない別れた時から 男はいつもわがまま過ぎた 過去を追いかけるごめんよ ごめんよ
袋小路(ふくろこうじ)の 紅(あか)い灯(ひ)が風にこぼれる 水たまり泣いちゃいないか あいつもひとり羽根を痛めた 夢とんぼ故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)
故郷(こきょう)の風に 吹かれたくって夕陽の中を 遠まわり 遠まわり木霊(こだま)もうれしい山彦峠は オーイ 九十九折(つづらお)り段々畑で 迎える母の影が気に
ちってくだけた 夢なんか捨てて来たんだ あのまちへ連れて…連れて行ってと すがったひとの涙がここまで 後追うようなにわかひと雨 旅しぐれかくれ咲いてる 野の花に
恋人にふられたのよくある話じゃないか世の中かわって いるんだよ人の心も かわるのさ淋しいならこの僕がつきあってあげてもいいよ涙なんかを みせるなよ恋はおしゃれな
岬は今日も 海鳴りがさわいで風花 はこぶだろう心にもなく 浜昼顔に想いよせては ひとり泣く津軽じょんがら流れ唄海峡はるか 越えてゆく船さえ哀しく めをよぎる生木
残雪の きらめく峰を仰ぐのは幾年(いくとせ) 幾年(いくとせ)ぶりか流れ変わらぬ あの日の最上川故郷(ふるさと)の 窓火(あかり)みれば訳もなく 涙あふれる城下
肩を寄せても おんなの傘じゃ隠し切れない ふたりの恋よ愛して尽くして 悔いない命ほろほろほろと 湯けむりの夜にこぼれる なみだ雨忍ぶ旅路の 瀬音を聞いて寒くない
あなた訪ねる 恋路の川は見えぬ瀬もある 淵もある湯の香せつない 高瀬舟かがむ千鳥を 乗せてゆくあゝ 湯原 湯の街 旭川行くも帰るも あと引く道に明日の見えない
山に山霧 川知らず川に川霧 山知らず結ぶえにしの ないままに思い通わす 旅の空ひとり流れる 落ち葉舟岸の尾花の 手招きを受けて交わした 恋もある今はあの娘(こ)
真っ直ぐ帰れば 帰れるものを足が横丁に 向かってる常連気取りで 今夜もひとりいつもの調子で 飲んでます切ないね 空しいねあぁ 淋しいね 女の止まり木は今夜もお店
頬をよせあった あなたのにおいが私の一番 好きなにおいよ目をとじて いつまでも踊っていたい 恋に酔う心泣きたくなるほど あなたが好きよもしもあなたから 別れの言
母になれても 妻にはなれず小さな僕を 抱きしめて明日におびえる 細い腕円山 花町 母さんの涙がしみた 日陰町母の姿を 島田で隠し病気の僕を 家におき作り笑顔で
雪が別れを 惜しむのか寄り添う肩に 降り積もる燃えて 燃えて 雪花 角館待ってます 待ってます 待ってます白い夜汽車に 消えゆくあなたついて行けない 悲しさがな
「オーイ」惚れたよ惚れたよ あの娘(こ)に惚れた恋の痛みは 昨日(きのう)まで他人事(たにんごと)だと 思ってた寝ては夢 起きては現(うつつ)か幻(まぼろし)か
汽笛がひと声 泣きながら鉄橋わたれば ふるさとの秋捨てる時より 戻る日がどんなに辛いか 男には 男には希みも夢も 誓いも意地もいつか色褪せて 走る風の中見送る言