首領・ヴァレンティーノ(大川透)

  • プリマ・ステラ – 首領・ヴァレンティーノ(大川透)

    途切れた消印と 癖のある文字届いたエアメール 祖国のにおい 真っ赤な薔薇 一輪端に咲いた便箋 嬉しくて 中身を読まずに食べた 言葉なんか 要らないであろういつだって心は おぬしのそばにある 遠くラララ 離れていても ほらあの日の誓いを 胸に宿して一番星に 歌い続ける 若さは忘れもの 霞みゆくもの無邪気なかくれんぼ 祖国の夕日 小高い丘 登って思い出しては 涙 切なくて 草花を夢中で食べた 道なかば…

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