青戸健

  • みちのく盛り場ブルース – 青戸健

    雪になっても 逢いに来てあなた待つ夜(よ)の 苦い酒青森 八戸 恋の町そうよ雪より 白い肌赤く染めてよ 花のよに秋田 川反(かわばた) おんな町 人が好(よ)いのを 良(い)いことに駄目よあの娘に 絆(ほだ)されちゃ岩手 盛岡 情け町酔って酔わされ 遠花火誰と見ている 膝まくら宮城 仙台 うわさ町 まるでお前は さくらんぼほろり泣かせる 口説き唄山形 新庄 夢の町ネオン伝(づた)いに 千鳥足帰るあ…

  • 男の勲章 – 青戸健

    強いばかりが 男じゃないさ負けて踏まれて 立ち上がり味が出るのさ 人間の生きて良かった この道をあぁ あの日があって 今日がある 誰もあるのさ 心の支え遠いあの人 あの祭り一度帰ろか 秋口(あきぐち)に南部ふるさと 北の町あぁ あの日があって 今日がある 長い道のり 何年過ぎた夢を追いかけ 夢に泣き皺(しわ)が男の 勲章だほめてやりたい 俺がいるあぁ あの日があって 今日がある 人気の新着歌詞 祝…

  • 明日の虹 – 青戸健

    ぐっと握った 拳(こぶし)の中に今も生きてる 故里魂(ふるさとごころ)土の匂いと 辛抱強さそれが自分の 切り札さひとり都(みやこ)の 雨あがり明日(あす)に掛けたい おとこの虹を 会って詫びたい 父母(おや)さえいない北国(きた)は今ごろ 雪降る頃か地酒一本 あぐらに抱いてそっと手向(たむ)ける コップ酒ぐらり背中が 酔うほどに郷里(くに)へ掛けたい おとこの虹を 五十歳(ごじゅう)・六十歳(ろく…

  • 茜の子守唄 – 青戸健

    夕焼け空の あぜ道で風と一緒に 聞いた子守唄いつでも野良着の 母ちゃんの背中は夕陽の 匂いがしてた心は今も 腕白でしのぶ昭和よ 茜の子守唄 上りの列車 待つ俺にそっと渡して くれた封筒にゃ親父に内緒の ヘソクリとつらけりゃ帰って おいでの手紙春風ゆれた 無人駅しのぶ昭和よ 茜の子守唄 いつしか母の 歳を越えなおも恋しい 唄よ面影よああすりゃ良かった こうすれば気がつくころには いつでも遅いふり向き…

  • 男の未練 – 青戸健

    酒は未練の 誘い水酔えば痛むぜ 傷の跡ちらつく面影 振り払い涙飲み込む 男の心古い演歌が また泣かす 噂引き連れ すきま風寒い背中に すがりつくあいつのことなど 忘れたと口で強がり コップを空(あ)ける俺を嘲(わら)うか 縄のれん 情け止まり木 めぐり逢い明日にすがって 夢を注(つ)ぐ人には見せない 淋しさが夜に紛(まぎ)れて この胸濡らす浴びる冷酒 また沁みる 人気の新着歌詞 祝盃 –…

  • 川端の宿 – 青戸健

    川端の宿にしとしと 雨が降るひそかな胸の火 消すように会えばはなやぐ 妻となり別れりゃ飛べない 鳥になる叶わぬ恋と 知りながら追いかけて ひとり泣く 朝の宿 川端の橋のたもとに たたずんで流れに捨てたい こころ傷月に一度の 逢う瀬でも顔見りゃ言えない うらみごと芝居であれば すむはずのかりそめの 恋に泣く 朝の宿 川端の宿を離れて ふり返る名残りのほてりを抱きながら覚悟してても 愛(いと)しさに落…

  • 人生行路 – 青戸健

    意地を通せば 情けが枯れる枯れたこころに 花はない見栄と欲との 振り分け荷物降ろしゃ世間が 見えてくる一つしかない 命じゃないか真っ直ぐ行こうよ 人生行路 石を投げれば 誰かに当たる当たりゃ自分に 跳ねかえる人の振り見て 我が振り直せ指せば指される うしろ指勝った負けたは お互い様よきれいに行こうよ 人生行路 夢を捨てたら 涙が落ちる落ちた涙に 虹はない苦労七坂 辛抱しどこ冬はかならず 春になる雨…

  • 酒ごよみ – 青戸健

    雨がそぼ降る こんな夜は酒よおまえと 雨やどり呑んで未練を 薄めても呑む程未練が 後を引くわびて済まない 酒ごよみ 酔えばでしゃばる 古傷に沁みる手酌の 燗の酒好きで別れて 来たくせにおまえを浮かべる 馬鹿な奴辛さ重ねて 酒ごよみ 今じゃ判るよ 痛い程そうさおまえの 優しさが切符買っても なんになる昔に帰れる 汽車もない逢うに逢えない 酒ごよみ 人気の新着歌詞 祝盃 – 青戸健 昇る朝…

  • 一日一生 – 青戸健

    山はなくても 人生は谷間もあれば 山もある夢の荷車 引きながら越えた世間の つづら坂咲かす 咲かす 命の華を一日一生 生きていく 人が己の 鏡なら己も人の また鏡飾り立てれば 飾る程みえる心の 裏表ここが ここが 踏ん張りどこと一日一生 生きていく 損を重ねて 徳をとる苦労は楽の 種になる過ぎてしまえば 二度とない今日と云う名の 一日は天に 天に 両手を合わせ一日一生 生きていく 人気の新着歌詞 …

  • 親子 – 青戸健

    交わす言葉は 少しでも心の絆は 石より固い父さん無理しちゃ 駄目だよと優しく言われて 眼がうるむふれ合うこころはいつ迄も何歳になっても 親子は親子 春は桜の 花の海郷にほのぼのと そよ吹く風よお前が生まれて 父さんも命の重さを 知らされたお前は大事な宝物俺の自慢の 自慢の子だよ 日々の暮らしに 急かされてろくに愚痴ひとつ 聞いてもやれず石ころだらけの 人生(みち)だけど互いに夢でも 語ろうか明日を…

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