長谷川カオナシ
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刹那の夏 – 長谷川カオナシ
アスファルトに 逃げ水ゆらり歪んだバス停 ひまわり畑 何も知らない 知るには短い何かやってみたい 刹那の夏 空は高く蝉が響く夏の陽が焦がした鉄の香り誰も居ない校舎中を駆け回ろう 暗くなるまで 呼吸の速度 鼓動の速度落ち着くまでに かかった時間 未知までの道に要するもの測れた気がした 刹那の夏 人気の新着歌詞 金木犀 – 長谷川カオナシ てんでネンネ本当つまらねえ酒が不味くなって仕方ない…
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ウサギとオオカミ – 長谷川カオナシ
君は街一番の人気者何故ならばいつもすごく美味しい涙を流すから皆を潤すから 可哀想な君を眺めて半分羨ましくて信号が変わる前に三回キスをした ウサギとオオカミが仲良く笑うよそいつはなんだかさ 可笑しな光景さ 君は涙が枯れたら一人きり友達に愛想尽かされて空き缶みたいにさからから転がるのさ 可哀想な君を眺めて半分羨ましくて信号が変わる前に三回キスをした ウサギとオオカミが仲良く笑うよそいつはなんだかさ 可…
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ハエ記念日 – 長谷川カオナシ
弱る物の怪を罠にかけ首を晒して二十余日腐っても物の怪よハエのよく集ること 血煙で君を目眩し憎しみで繋がる縁視線は大いに金になる 舐めろ甘美な蜜を やれ打つな打つなと手を擦り足を擦る様をお母様に捧げるのですかご冗談を ご冗談を 肉を突く鳥の如きもやがて集るハエの如きも似たもの同士の戯れよ 恨め生まれ持った性を やれ打つな打つなと手を擦り足を擦る様をお母様に捧げるのですかご冗談を ご冗談を 付け火して…
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金木犀 – 長谷川カオナシ
てんでネンネ本当つまらねえ酒が不味くなって仕方ないね新しいジト目 赤い目目連が「あなた役立たずね」ってそうですね やっとこのゲームのルールがわかったいかにガキのご機嫌取るかだ上塗り個性の百鬼夜行おしめ替えてミルクあげて それにしたってこれじゃあ文字通りのガキでしょうよ口で言えよあ、失礼しましたね お姫様であらせられましたか 金木犀ふわっと香る甘さに酔う夏の供養ちっちゃいくしゃみして気付く煩かった君…