小さな村に 生まれた
大きな 夢を見た
川の向こうの 空を見つめてた
だけど俺はこの橋を 渡れない
俺は夢に一歩 近づくと
夢は俺から一歩 遠ざかってた
惜し気もなく 強く憧れた
一度で良いからこの橋を 渡りたい
暗がりの路地から太陽を 追いかけ
息がきれても 走った
笑われても かまわず 走った
膝をすりむき 痛かった…
打ち捨てられた 夢の残骸を
俺はからだに なすりつけて
どんなことしても 輝いてみせる
僕は100キャラットのダイヤモンドさ
負けない 負けない 負けない もう負けない
強くなるんだ 絶対に
迷わず この川を下ってゆけ
必ず 海が見えるから
天地に放てよ 命のひとひらを
舞い散る悔しさを 数えながら
しどろもどろの恋に 惑わされ
約束をしたあいつは 今どこへ
風にさらされた 俺の少年よ
陰気な言葉は 川に捨ててきた
半狂乱の 人生さ
雷雨の中でも俺の覚悟は ゆるがない
俺は泣きながら また走った
もうどうなっても かまわない
海まで 海まで 行くんだ
必ず 必ず 行くんだ
ああ 紫原に陽が沈む
苦しみはやがて 幻になる
錦江湾にゆれる 月道を
俺は今 静かに渡っている
負けない 負けない 負けない もう負けない
強くなるんだ 絶対に
迷わず この川を下ってゆけ
俺は100キャラットのダイヤモンドさ
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