長保有紀

  • 霧笛にぬれて – 長保有紀

    霧笛にぬれて 女がひとり想い出たどって きた港出船 桟橋 沖行く船の潮路に消えた 恋ひとつ港ネオンに くらくら浮かぶいとしい男の 面影が 誰かの胸で 眠ってみても嘘の匂いが するばかりなんで 今更 恋しくさせる抱いてもくれず 去ったひと小雨そぼふる 煉瓦の舗道つめたい足音 濡れていた 夜風 口笛 カモメが一羽うわさも消えた 波止場町港ネオンに くらくら浮かぶいとしい男の 面影が 人気の新着歌詞 花…

  • おっとり節 – 長保有紀

    オカメインコは たいしたトリだよしっぽり濡れ場を 籠から眺め昔の男の 名を呼んだあとの顛末(てんまつ) シッタコッチャナイおっとり澄ました 顔してさ 顔してさハァ おっとり おっとり 若いツバメが 帰って来たとかいそいそ暮らすも ひぃふぅ三月(みつき)長居はせぬのが 渡り鳥泣いてすがろが シッタコッチャナイおっとりきれいな 顔してさ 顔してさハァ おっとり おっとり ~泣かせ上手の 惚れさせ上手調…

  • 大阪えとらんぜ – 長保有紀

    アホやね今でも 逢いたいもう一度さまよう大阪 大阪えとらんぜ泣いたらあかんと 赤い灯が代わりに泣いてる 法善寺うちなぁ 惚れっぽいやんか遊ばれてるのも ああ 気づかずに アホやね今でも やっぱり好きやからさまよう大阪 大阪えとらんぜ今夜の居場所も 知らんけど夜風が冷たい 北新地うちなぁ ほんま深なさけあんたは心底 ああ うすなさけ アホやね今でも 探してしまう癖さまよう大阪 大阪えとらんぜ黄昏せま…

  • 南紀白浜はぐれ旅 – 長保有紀

    あんな男の ひとりやふたりくれてやりましょ 熨斗(のし)つけて南紀白浜 未練がなにさ波に投げれば 円月島(えんげつとう)の真っ赤な夕陽が 目にしみる 少し見かけが 良かっただけで命までもと 尽くしたの南紀白浜 男がなにさひとりたたずむ 千畳敷(せんじょうじき)で思い出ちぎって またつなぐ 心変わりを 隠しもせずに待っていたのね さよならを南紀白浜 惚れたがなにさ次の恋まで 切ないだけさ面影消せない…

  • 惚れてトコトン – 長保有紀

    好きになったら この私あばたもえくぼの 悪いくせ誰が止めても うわの空貴方好みに 変わりますもえもえもえて 又もえて惚れてとことん 命がけ(トコトントントコトントコトン) 夢に今夜は 飛び込んで恋する呪文を 唱えましょそして願いが 叶ったら貴方ひとすじ 尽くしますもえもえもえて 又もえて惚れてとことん 命がけ(トコトントントコトントコトン) 切れぬ小指の 赤い糸私に結んで 欲しいのよ待ってひとつき…

  • 北国街道 – 長保有紀

    愛にはぐれた 女の胸に雨が冷たい 宿場町北国街道 ここが追分 分かれ道未練みちづれ 面影追えば雲の向こうに ああ浅間山 肩を抱かれた ぬくもりひとつ忘れられない 夢あかり北国街道 雁木(がんぎ)造りの 塩の道憎みきれない 笑顔が今も胸にあふれる ああ城下町 弥彦過ぎれば 新潟湊(みなと)はぐれ鴎が 啼く夜更け北国街道 旅も終わりの 浜酒場未練飲み干す 女がひとり波もつよがり ああ日本海 人気の新着…

  • あの頃私若かった – 長保有紀

    いくつになれば 忘れるかしら自分でさよなら 言い出したのに馬鹿ね 嘘だと すがって泣けば可愛い女に なれたのに なれたのにあの頃 私 若かった 昔のことを 思い出すたび心でつぶやく ごめんなさいねこんな 私の わがまま 気まま許して尽くしてくれたのに くれたのにあの頃 私 若かった どうしてますか お元気ですか短い間の 仲だったわね今じゃ似合いのいい女がいる貴方の倖せ 祈ります 祈りますあの頃 私…

  • 鬼さんこちら – 長保有紀

    とかくこの世は 棲みにくい石が浮かんで 木の葉が沈むケロリぺろりと 二枚舌あの娘 因幡の 白うさぎ 鬼さんこちら(鬼さんこちら)手のなるほうへ(手のなるほうへ)騙されちゃダメ! 気を付けて泣きを見るのは ごめんだよ 弱い者には 押し付けて強い者には すぐ目をつむる何を信じて 生きりゃいい見ざる 言わざる 聞かざるで 鬼さんこちら(鬼さんこちら)手のなるほうへ(手のなるほうへ)騙されちゃダメ! 気を…

  • 思い出に抱かれて – 長保有紀

    あんたの寝顔も これで見納めや始発電車の 音が聞こえてる平気な振りして 別れてあげるのが私(あたし)の最後の 愛やからあんたには 明日(あした)があるわ重荷になんて なりたくないよ恋しさに負けそうやけど ドアを開け思い出に抱かれて 歩き出すのよ あんたに尽くした 日々のいとしさをそっとバッグに 入れて出て行くわ私のことなら 心配いらんからあんたは夢だけ 追いかけて誰よりも 好きやったから私の涙 知…

  • 大阪えれじぃ – 長保有紀

    今夜もひとりで 赤いお酒にあなたの面影 浮かべているのダメね いつまでも忘れない…男なんかに 夢を見たけれど幸せ逃げるだけ大阪えれじい 女が泣ける街あなたの名前つぶやけば 夜風がしみる さよなら上手は 噂どおりねあなたを今でも憎めないのよバカね 振り向けばつらいのに…男なんかに 愛をあげたってむなしさ残るだけ大阪えれじい 女が泣ける街未練じゃないの淋しさが 心を染める 思い出数える 夜は長くてあな…

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