鈴木茂

微熱少年 – 鈴木茂

俄か雨降る午後に 体温計を挾み
天丼の木目 ゆらゆらと揺れて溶けだした

窓のガラスを叩く 野球帽子の少年の
ビー玉を石で砕いては空に撤き散らす
ほらね 嘘じゃないだろう
路面電車は浮かんでゆくよ 銀河へと

遠い電車の響き 路地から路地に伝染り
目覚めれば誰もいない部屋 夜が忍び寄る

ほらね 嘘じゃないだろう
路面電車は浮かんでゆくよ 銀河へと

人気の新着歌詞

レイニー・ステイション – 鈴木茂

レイニー・ステイション サングラスの雨が街の色をにじませてるあせるあせるよ 君は駅で重いトランクひきずる頃渋滞のタクシー飛び出して雨を縫って走って来たよレイニー

八月の匂い – 鈴木茂

鄙びた停車場に立ち 影の中に身を置きラムネ飲みほすおまえを見てる「空しいね」おまえの「淋しいね」うなじに「哀しいね」ひとすじ「空しいね」流れる「淋しいね」冷や汗

砂の女 – 鈴木茂

風まじりの 雪がすべる 浜辺にいなづまのような なみがとどろくあなたの好きな 景色だわ 君はそうささやいて さみしそうに 目をそらすじょうだんは やめてくれなげ

100ワットの恋人 – 鈴木茂

春のウィンドウに映してみたけど流石にきまった一張羅のスーツわざと五分も待ち合わせ遅れてったそれなのに何故きみは二十五分もぼくを待たせたのふたりしみじみと話したか

人力飛行機の夜 – 鈴木茂

横顔が好き この位置から見るまんざら悪くないああ 両手を広げて飛行機きみを乗せて墜落 倒れ込んだ青いたたみとびきり熱いお茶を啜ろうか茶ばしら いい気分ああ 炬燵

夕焼け波止場 – 鈴木茂

夕映えのカーテンが防波堤におりてきて波は血を流してるし ぼくはそれを眺めてるだけむきだしの寂寥が岸壁に打ち寄せて潮風の研ぎ澄ました鋭い爪 胸にくいこむそんなにい

銀河ラプソディー – 鈴木茂

摩天楼の灯きみの涙を映してる話してわかりあうなら夜を明かせばいいさ泣いてないで訳を聞かせてごらん水くさいじゃないか黙ってるなんて長くせつない髪が乱れる時窓にひろ

BAD DREAM – 鈴木茂

ライトが歪んだ路地を匍(は)うたび女は汗ばむハンドルを切る飛び去る未来と過去のはざまで乳房は尖がってわなないていたThrill in the nightThri

Cold Blood – 鈴木茂

虎の絵を背中に描いた皮ジャンパー 粋に着こなし恋という堕落ゲームで俺たちを地獄に堕とすあの娘の名は Cold Cold Blood血も涙もない Cold Col

HEY! WOMAN – 鈴木茂

Hey! Woman Hey! Woman髪を切ったりして 心変りかHey! Woman Hey! Womanジタンなんか くわえてたキザな野郎はどうしたいHe

君はだまっていても嘘をつく – 鈴木茂

スカイブルーに 赤くひとすじ時を描いて 太陽(ひかり)は翔ぶよふりかえる つかのまに君ひとり 大人になってゆくLiar 小指つかってSilence is Fir

あと5歩で君のくちびる – 鈴木茂

灼けついた砂の上でピンクのビニールクロスなにも気づかず眠りつづける女(ひと)よ知っていたのか夏の陽はぼくの密かなたくらみを胸の中まで光を入れて隠しごとまで照らし

Galaxy Girl – 鈴木茂

デッキに佇む あなたの手から広がる星座は きらめくアンドロメダYOKOHAMA 出てから もう三日たつね鏡の波間に映る SILVER MOONYou are G

幻花 – 鈴木茂

Everything is transparent nowtransparent nowEverything is transparent nowtranspa

サンタモニカ・ラリー – 鈴木茂

ダウンタウンで 見かけたおまえシグナルで うしろについてクラクションを ひとつ鳴らせばミラーに くっきりとぼくを睨む ブルーアイ挑むような 誘うようなおまえの目

VIVA CALIFORNIA – 鈴木茂

フリーウェイの動脈を錆びた自動車(くるま)がほとばしるAngels are comin' to L.Ain Californiaコーク片手にマルボロの煙の糸で文

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