鈴木康博

ある晴れた日に – 鈴木康博

もうすぐ二人の 記念の日だね
君への贈りもの 決めておこうか

出会いは不思議に 青く鮮やか
思い出の中でも ひときわ輝いて

愛の灯を ともしたね あの冬の日
ふるえる 君の肩 そっと抱いた
暖かな 風の吹く あの春の日
あの日から 歩き始めたね

遠い日がなつかしい 海辺のマリーナ
茜雲の中 寄り道した店

月日の流れを 追いかけるうちに
あの店のことも 忘れてしまうだろう

きらめいて 消えてゆく 夏の日たち
そこへは 戻れない 戻れないから
この秋に 旅に出よう 遠い国へ
初めての あの旅のように

二人だけの 愛の姿
見え始めている 少しづつ 少しづつ

きらめいて 消えてゆく 思い出たち
そこへは 戻れない 戻れないから
この秋に 旅に出よう 遠い国へ
初めての 旅のように これが 君への贈りもの

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いったい 何処へ この国は向かうのかこんなに小さく狭い国が 無理してあゝ いつからか 僕たちは豊かさに慣れて しまったのか高速道路 飛行機 新幹線別にそんな 先

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