金田たつえ

風の追分みなと町 – 金田たつえ

風の江差に 来てみれば
はぐれ 鴎が 波に舞う
あなたお願い帰ってきてよ
日暮れの海に名を呼べば
老いたヤン衆の 老いたヤン衆の 追分が
おんな泣かせる 港町(みなとまち)

あなた偲べば 鴎の島にヤンサノ−エ−
沈む夕陽も なみだ色

浜に埋もれた 捨て小舟
どこか私に 似た運命
ほろり落とした涙のなかに
やさしい笑顔浮かぶ夜は
海の匂いの 海の匂いのする 酒場で
吐息まじりの こぼれ酒

窓の向こうの 漁火は
女ごころの 命火よ
いつか逢えるわ あなたに逢える
浴衣につつむ 湯あがりの
燃える素肌が 燃える素肌が あの夜を
思いださせる 港宿(みなとやど)

人気の新着歌詞

飛車角太鼓 – 金田たつえ

義理の二文字 袂に入れて人情着流し 男の命時に流れに 背きはせぬが三州三河(さんしゅうみかわ)の 水鏡(みずかがみ)昔恋しい なつかしい三河大皷(みかわだいこ)

女のオホーツク – 金田たつえ

壁にゃちぎれた 大漁旗天井にゃ煤けた 破れ網冬の夜更けは 客もない番屋造りの さいはて酒場きしむ流氷 オホーツク女がひとり 酔いどれ歌う惚れた男の 口伝えひとつ

ど阿呆浪速華 – 金田たつえ

(セリフ)「関根はん 明日は大阪将棋みせまっせ」今も浪速の 通天閣を見れば駒さす 音がする破れ暮し 十八番と小春坂田三吉 詫びながら 駒思案将棋ど阿呆将棋ど阿呆

母恋巡礼 – 金田たつえ

あれもこれもと 想っていても夢で終った 親孝行離れ離れにめ 暮らしただけに胸に残るは 悔いばかり母恋巡礼札所めぐりの 花供養やると決めたら 死ぬ気でおやりやって

泣き達磨 – 金田たつえ

まんまる顔で 太鼓腹心もまるい 眼もまるい人情話 聞いたりすると地球のような 泪をこぼす惚れました 惚れましたそんなあんたに惚れましたうちの旦那は 泣き達磨息子

おしどり酒 – 金田たつえ

思い通りに ならないと自棄(やけ)をおこしちゃ 駄目ですよあなたの背中が 疲れてみえるたまには息ぬき して欲しい今夜はふたり 久し振りお酒飲みましょう おしどり

黒髪ざんげ – 金田たつえ

罪を背負って この世の中に女は生まれて 来るのでしょうか心ならずも 背いた男の怨み声やら 笹の風嵯峨野 隠れ家ああ 黒髪ざんげいつか馴染んだ 花街川に流した浮名

情無川 – 金田たつえ

わたしはあなたが 生きがいでした寄り添うこゝろが 人生でしたこんな綺麗な 一途な愛をなんで切り裂く おし流す男と女の 情無川(つれながわ)こぼれて落ちそな しあ

法善寺ブルース – 金田たつえ

恋もしました 泣きました今じゃ ネオンの花園がはぐれ蝶々の 仮の宿夢をください もう一度祈る涙の 祈る涙の 法善寺ふられ上手に なりましただけど 女は弱いもの嘘

大阪ブルース – 金田たつえ

うらむ気持よりも 幸せでしたたとえ短い 月日でも愛し合えたわ ふたりしてああ 大阪を 忘れないあなたがいるから いつまでもいつか雨にぬれて 心斎橋を歩く私の 肩

赤ちょうちん – 金田たつえ

赤提灯の もつやきの文字が煙で 煤けてるここまで夫婦を やりながら熱い熱いとみんなに言われる 仲の良さ駅裏ネオンの 花園に夜が咲きます 賑やかに…苦労があるから

湯の町椿 – 金田たつえ

かくれ咲きした 椿の花にどこか似たよな 身のさだめいくら好きでも この世では一緒になれない ひとだもの炎えて悲しい… 湯の町椿宿の浴衣に 羞じらいながら酔ってあ

夫婦盃 – 金田たつえ

お酒のにおいが しみこんだ座蒲団がわりの いすならべ三々九度の まねごとをすればふたりに しあわせの泪がこぼれるねああ 泪がこぼれるね夫婦盃何にもお祝い ないけ

この愛に生きて – 金田たつえ

あまりあなたが 軽すぎて押せば泣けます 車椅子使ってください この肩を杖になります この足が憶えていますか あのぬくもりをどうして切れましょうどうして切れましょ

花街三味線 – 金田たつえ

芸は売り者 からだは自前なんで捨てらりよ むざむざと色と欲とがからまる裾を粋にさばいて 生きていくわたし花街 女郎花[おみなえし]胸に一途な 恋をだくきみを誰に

紅葉の宿 – 金田たつえ

山の梺(ふもと)の 湯の町坂に小雨 しとしと 降る夜は抱いてください 思い切り逢瀬重ねる 紅葉の宿で愛をたしかめ ああ頬染める女ごころの ほのかな灯り酔えば 散

おんなの倖せ – 金田たつえ

女の倖せ いつかはきっと来る日を信じて そっと耐えてきた泣かせてくれますか あなたのその胸で夢を一輪 咲かせてくれたあなたに寄り添い 甘えていいですか女の倖せ 

父娘酒 – 金田たつえ

おつかれさまです お父さん冷えたビールを さあどうぞ女房みたいな 口ききながら作る笑顔は すっかり女愛をたくさん ありがとうよせよ今更 照れくさい心開いて 一刻

祝いさんさ – 金田たつえ

さんさ時雨か やらずの雨かなごりがつきぬ 送り道花嫁衣裳も 似合うけどおまえにゃ笑顔が 一番似合うほろり涙の 祝い酒さんさ時雨か お天気雨か嬉しいはずが 泪雨背

あかね雲 – 金田たつえ

出稼ぎばかりの 明け暮れに泣いてたお前はヨー もうはや二十才明日は文金花嫁御寮見せてやりたや 見せてやりたや恋女房うすい縁のヨー あかね雲手塩にかけた 娘なら幸

Back to top button