耳に残る遠い海鳴り いつかの日ゆるしの秘跡 吸いつくした血の唸り朝行く月の 仄かな光暴かれるは 朱(あけ)に染まった肌今もまだ 明け暗れ刻(あけぐれどき)風が運ぶ遠い海鳴り 誰にも聞こえる俺にだって聞こえるさ 海の歌見えるのは夜の終わりか 朝の始まりか聞こえるのは懺悔の叫びか 赦しの調べか今がまだ 明け暗れ刻(あけぐれどき)なら共に朝を待とうか