谷村有美
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かもめのように – 谷村有美
行方不明をおこってるかな?電話しない週末 海辺ホテルはシーズン・オフで気まぐれには やさしい 少し冷たくなったひとちゃんと愛してるあなた 心配していてね思い出すから 輝きを かもめのように自由でいるのあなたが好きな私でいるの 窓を開けたら波のリズムが無駄なちから ほどいた 意地を張るのは明日 やめるねちぎれ雲に約束 ふたり 恋したあの頃は夢で寄りそえたこのごろはデートの度にけんかして かたくなにな…
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すべて わがまま – 谷村有美
仔猫の真似して 背中をまるめやさしいひざで 眠ろうとしたの 小さい頃から あたたかい場所見つけだすのが じょうずだったの 淋しい夜の 思いつきのようにあなたの胸のドアを叩いたからふざけたかたちになって好きと言いそびれたよすべて わがまま そうかも知れない 星降る街角 恋をするならいくつも風を 追いかけちゃだめね あなたが傷つき 悲しむよりはわたしが少し 泣くほうがまし 淋しい夜は いつも いつも …
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夏の終り – 谷村有美
夏の終りの 静かな午後電話のベルを待ってる午後それは 見慣れた文字で つづる手紙別れの言葉 告げる手紙ついた Ah 雲は流れAh ひとりきりAh 風がかわり恋は 終わるそっと そっと いつもと同じ 街のにおい昨日と同じ 二人のはずなのに 夏の終りの けだるい午後あなたの電話 待ってた午後それは まぶしい微笑みなぜだか 思い出せなくて…泣いてもいいのになぜだか 涙もでなくて… 夏の終りの 静かな午後…
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恋をしなさい – 谷村有美
ぼんやり ただぼんやりメロンを食べてた 手の届きそうな夕日も絵空事のように 恋していない少女には季節が長いだけ恋していない少年とおしゃべりしたいだけ スプーンに 写しだしたゆがんだ 微笑み もうすこし美人だったらあなたも愛したの 忘れてあげる恋だって痛みは覚えてる消えてなくなる恋だって銀河に浮かんでる 恋していない少女には季節が長いだけ恋していない少年とおしゃべりしたいだけ 恋していない少女にはき…
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かおりちゃんタイム – 谷村有美
おしゃまで 陽気な 夢みる天使の かおりちゃんくものおふとんの上 うたたねしちゃったのゆめのなかでは 人気のアイドルかおりちゃんみどりのはっぱや虫たちに オーケストラたのんじゃってね パパもたのしく タクトふるの すてきな舞台 できあがりよトゥルリラーリラ ガラスのくつタンタタップで おどってるの おしゃれで 元気な ハイカラ娘の かおりちゃんかぜのささやく声で 目覚めたらすぐにバッグをもって ま…
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ようこそ愛する気持ち – 谷村有美
肩にとまる風が ウインク投げていった舗道ひとりでも 笑顔になれる仕事好きの彼は ふたりの 日曜日の午後をだいなしにするのが得意不思議ね 不安だった恋がせつなさ達を なだめながら 形を変えるようこそ 私の胸の深いところへようこそ あなたを愛する気持ち すれ違いの日々に きちんと悩んだことが誇り老夫婦たたずむパーク誰かに さみしそうな 娘だと 見られないようムキになった 私はいないようこそ 私の胸の春…
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Tonight – 谷村有美
Tonight あなたが触れた指先からあふれだした やさしさに気づいたよ はじめて疲れはてた 身体横たえても見果てぬ夢 遠くへとさまようよ 今夜も Ah だけど今は 確かめたいいつか見た やさしい夢の続きAh 夜が明けても つなぎとめてその手で…Tonight Tonight 時計の音に耳を澄まし月あかりに 想い出映したまま 静かに昨日までは人込みにまぎれてすれ違うだけ 知らない者同志でいたのに …
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友達 – 谷村有美
雨上がりの日曜日のベランダには新しい あさがおがひらいてた 夕べ遅く電話くれた彼女が 午後半年ぶりに ここにやって来る 気の強いふりをして「ふられた」なんて笑う声は 明るくしてたけれどなんだか痛い位 やつれてる おとなの恋に憧れた あの頃は二人で 朝までパジャマのまま 話したね今日はずっと そばにいるよ お気に入りのハーブ・ティーをいれてあげるかけっぱなしの やかん歌ってる 手に負える恋じゃない分…
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SOMEBODY LOVES YOU – 谷村有美
輝いていた過去も未来もなのにこの頃なんだかイマイチさえないのよお化粧してもおしゃれ決めても鏡に映る私はどこか見知らぬ人 笑顔で押し隠した涙 誰も知らないオキラクでいいよねと後ろ指さされても どこかであなたのこと誰かが見つめているよこういう気持ちひとつ 胸に飾りたいのよ心の角度を少し変えれば見つかるかしら見上げるビルの隙間 雲がちぎれて消えてく 安売りしてる野菜みたいにはみ出していることが本当に言い…
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6月の雨 – 谷村有美
June 梅雨明けには あと少しかかるとまだ眠いベッドで聞いた 天気予報Rain 窓の外は また降り出した雨あの日から胸の中 さみしさに濡れたまま いつまでも 変わらないと 誓ったのに 忘れない忘れないでね 呟いた街並も雨に煙った Rainy day June 傘の波に隠れるように泣いたサヨナラに とり残された 私1人Rain 夏休みに2人で行くはずの気の早い 旅仕度 部屋の隅でそのまま 灼けそう…