諫山実生

サハラの誘惑 – 諫山実生

乾いた唇 届かない言葉
今夜も 二人は背中合わせのまま

貴方は どうして心を閉ざすの
さまよい続ける まるで迷子のように

深く沈む闇に 誘われて
こぼれ落ちてく 二人の愛は幻想(まぼろし)…?

サハラの空までペガサスに乗り 貴方をさらい
雲の中 風を切り飛んでゆく
ギラギラ燃えてる太陽の下 熱いくちづけ
あの頃に戻って 求め合うの あなたと

焼けつくこの胸 貴方への想い
願いは 切なく揺れて溜息になる

瞳閉じたあなた 何を想う
歩きつかれて眠る 遠い旅人

サハラの大地で子供のように シュラフにもぐり
永遠の愛だと 信じてる
夜風に包まれ寄り添う二人 甘いくちづけ
月明かり照らされ 夢を見るの 貴方と

焼けた肌 溶けるまで愛し合う

サハラの空までペガサスに乗り 貴方をさらい
雲の中 風を切り飛んでゆく
ギラギラ燃えてる太陽の下 熱いくちづけ
あの頃に戻って もう一度
嗚呼 サハラの大地で寄り添う二人は
永遠の愛だけ 信じてる ずっと

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