西村亜希子

  • 人情横丁 – 西村亜希子

    昔気質で 極楽とんぼ涙もろくてお人好し人情横丁 裏通り持ちつ持ちれつ 袖すり合わせ縁を結んで 灯が灯る 喧嘩神輿は男がかつぐばちは女の情で打つ人情横丁 夢舞台撥をさばけど色恋沙汰は後の祭りの 役ばかり 世話を焼かせりゃ 四の五の云わぬ意気が売りもの 見せどころ人情横丁 泣き笑い住めば都の 合縁奇縁肩を寄せ合う 軒伝い 人気の新着歌詞 さだめ橋 – 西村亜希子 軒を叩いて 降る雨がやせた…

  • 波止場雨情 – 西村亜希子

    心結んだ 桟橋なのにふたりを引き裂く 橋になるあなたお願い 行かないで風よあの船 引き止めて波止場しぐれて 波止場しぐれて啼(な)く汽笛 灯(あか)りこぼれる 待合い室で涙で見つめる 時刻表ふたり暮らした 長さだけ未練ばかりが からみつく波止場しぐれて 波止場しぐれて人もない 逢えば別れの 運命(さだめ)が憎いいつでもしあわせ 背を向けるついて行きたい 叶うなら生きていけない ひとりでは波止場しぐ…

  • うぐいす – 西村亜希子

    まるで私の 身変わりに命しぼって 鳴きじゃくるうぐいす うぐいす もういいの愛し恋しで 明け暮れて未練断ち切る 術もない 愚痴や弱音を こぼせたらお酒なんかにゃ すがらないうぐいす うぐいす 鳴かないで思い出すから あの人をひとり淋しい はなれ茶屋 ひとり寝返り  打つ度に肌があなたを 恋しがるうぐいす うぐいす 飛んで行け女ごころが 判るならここにあの人 連れてきて 人気の新着歌詞 さだめ橋 &…

  • 男の酒場 – 西村亜希子

    男の酒場にゃ 暖簾がいいね人情沁みた 心があるよ雨に夜風に 振りまわされた男浮世の 男浮世の 味がする 男の酒なら 徳利がいいね人肌なんて 心があるよ烟る世間に すすけちゃいるが男手酌も 男手酌も しんみりと 男の酒場は 屋台がいいね誰でも酔わす 心があるよ呑んべ気質が 浮かれて騒ぐ男手酌も 男手酌も 酒処(さけどころ) 人気の新着歌詞 さだめ橋 – 西村亜希子 軒を叩いて 降る雨がや…

  • 忍ぶ川 – 西村亜希子

    水の流れを 染めて行く赤い夕陽の 紅の帯あなたあなた忘れる 術もなく胸を焦がして 立ち尽くす夢も泡沫 忍ぶ川 髪の乱れに 手を当ててもらすため息 なみだ橋肌も肌も心も くちびるもあなた恋しと 泣きじゃくる逢うは別れの 忍ぶ川 岸を離れる 浮草が心気遣い ついてくる水に水にまかせる 運命ならどうか運んで この体明日がみえない 忍ぶ川 人気の新着歌詞 さだめ橋 – 西村亜希子 軒を叩いて …

  • きずな橋 – 西村亜希子

    いいの一緒に なれるなら苦労くの宇も 工夫のくの宇同じ故郷の 風吹くあなたそうよ心は 錦ですついてゆくのは この人と渡る浮世の きずな橋 こんなお古で ごめんねと微笑(わら)い返して 憎まれ口を酒の徳利 熱いと云ってこの手思わず 耳もとヘ口の滑りも うれしくて触れる心の きずな橋 人と人とを つなぐ橋今はこの目に はっきり見える深いあなたの うなずき方がそっと運ぶわ しあわせを生きてゆこうね 負け…

  • 保津川下り – 西村亜希子

    この川を下れば迷いが 断ち切れますかあなたがそっと 差し出した手の温もりの 嬉しさに明日へ踏み出す 激流(みず)の上戻れない 戻れない もう戻れない戻る瀬もない ああ…保津川下り この景色変われば昨日が 捨てられますかわたしを責めて いるような頬に冷たい 水しぶき気遣うあなたの 頼もしさ揺れないで 揺れないで もう揺れないで揺れる心の ああ…保津川下り この舟はふたりの運命(さだめ)に よく似てま…

  • 越佐海峡 – 西村亜希子

    二度と昨日は ふりむきません決めて 鴎と 越えた海越佐海峡…夕陽の潮路遠く茜の 越後の山がおんな涙をまたさそう 男らしさに すがってみてもしょせん かぼそい夢の糸越佐海峡…大佐渡小佐渡こころ一つが二つに別れいつかちぎれた はぐれ雲 胸の迷いを 洗っておくれ佐渡の鬼太鼓乱れ花越佐海峡…片恋しぶきせめて泣くだけ 泣かせて欲しいおけさ浜なす 風岬(かぜみさき) 人気の新着歌詞 さだめ橋 – …

  • 浮世川 – 西村亜希子

    あなたと私の間には越すに 越されぬ 川があるいくら好きでも 愛していてもあゝ…渡る橋がない風が身を切る浮世川 哀しい心に 音もなく寄せる 冷たい 細波(さざれなみ)涙ふくたび やせてく影のあゝ…すがる胸はないゆれて流れる 浮世川 添えない仲なら 宿命ならせめて一夜 なさけ舟髪の芯まで 焦がれていてもあゝ…思いかなわない夢で逢いたい 浮世川 人気の新着歌詞 さだめ橋 – 西村亜希子 軒を…

  • 浪花 – 西村亜希子

    二度や三度の つまずきでしょげちゃあんたの 身がすたる苦労背おった その肩先に明日の灯りが みえてくる泣かんとこ 泣かんとこ浪花の 意地がある意地がある 縁や情けと 並べても伊達にあんたに 惚れてない生きてなんぼの 露地裏屋台酒も心の ちから水男やろ 男やろ浪花の この酒をこの酒を まわり舞台や 人生は淀の流れに 書いてあるこんな細腕 つっかい棒で夢を支えて ついて行く惚れぬいて 惚れぬいて浪花の…

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