西尾夕紀

  • 鰻師の蒲焼 – 西尾夕紀

    魂込めて育て上げた南国薩摩の心意気熱き炭火で焼き込んで4度のタレをかいくぐる食欲誘うあの香り 蘇る薩摩の思いをうまいタレに込め鰻師の蒲焼 食べてみな うまいぜー 鰻と共に朝を迎え鰻と共に日が暮れる美味しい鰻を作るため 安心安全無投薬こだわり抜いたこの味が 我らの誇り薩摩の思いをうまいタレに込め鰻師の蒲焼 食べてみな うまいぜー 説明しよう。鰻師の蒲焼は、稚魚から出荷まで抗生物質、合成抗菌剤を一切使…

  • ふるさと哀歌 – 西尾夕紀

    夕日を背に受け 引きずる我が影雲間に霞んだ ふるさと遠く見捨てて幾年(いくとせ) 還れぬ辛さいかにおわすやら 名残りは尽きぬ 芭蕉の侘び寂び 心に染み入る若い日見た夢 枯野を廻(めぐ)る始発のホームの 涙よ何処今は無人駅か 小鳥が守る 夜中の呼び出し 不吉な予感にまさかはたちまち 嘆きに変わる看取りも叶わず 不幸を詫びて眠るお母さんに 指輪をはめる 墓標に近づく とんぼの案内今宵はお里の 布団で泣…

  • とりあえずビール~I feel happy with a Beer~ – 西尾夕紀

    陽気な仲間が集まって 今夜は楽しい大宴会とりあえずビールでさぁ乾杯!とりあえずビールでさぁ乾杯! 今年は大きく羽ばたくぞ 誓いも新たに新年会とりあえずビールでさぁ乾杯!とりあえずビールでさぁ乾杯! いくつになっても嬉しいわ 自分を祝える誕生会とりあえずビールでさぁ乾杯!とりあえずビールでさぁ乾杯! ほろ酔い気分で夢のなか 気が付きゃ終点 逆もどりしょんぼりとビールでさぁ乾杯!ほろ苦いビールでさぁ乾…

  • 春立ちぬ – 西尾夕紀

    前略― 云わずに いましたがこのたび居酒屋(おみせ)を たたみます田舎暮らしで これからは少しのんびり 歩きますあなたのご縁は 大切にしっかり心に 抱いてます 前略― お元気 してますかお酒が増えたと 聞いてます荒れた暮らしに ならぬかといつも心配 していますあなたの温もり 思い出し淋しさこらえて 眠ります 前略― お便り 嬉しくて何度も読んでは 泣いてます雪に埋もれた あの山を越えてあなたが 来…

  • 夜桜狂女 – 西尾夕紀

    春の夜桜 嵐に散れば花びらひとつ 盃に…白酒なめて ため息つけばいと恋し いと寂しおんな深酒 夜桜狂女泪はじける 泣き笑い 想いつのれば ひとしお燃えて愛しき声を 運ぶ風…後れ毛噛んで ゆらりと揺れりゃいとうれし いとおかしおんな泣き唄 夜桜狂女月光(つき)に浮き立つ 白うなじ 桜大樹に 抱かれながら夜ごとの夢に あそばれて…口紅(べに)も鮮やか 眸も濡れていと妖し いと悲しおんなあだ花 夜桜狂女…

  • 今だから わかります – 西尾夕紀

    故郷(くに)を出てから 二十と五年父が託した 道でしたあなたが夢見た 舞台の上で歌う幸せ 知りました空で見守る 親ごころ ああ今だから 今だから わかります 飲んでほろ酔い 眠りにつけば夢であなたに 逢えますかおちょこにいっぱい 想い出浮かべ津軽演歌を 唄います逢えぬ辛さを うめる酒 ああ今だから 今だから わかります 明日(あす)につながる 一本道をともに歩いた 顔と顔あなたの笑顔に 感謝を込め…

  • 歌姫 – 西尾夕紀

    どの町もこの町も 心の故郷(ふるさと)歌をうたって 町から町へ別れ 恋歌 夢歌 涙命燃えます この華舞台会いに来ました 皆々さまに熱い拍手に 目をうるませて心から ありがとう ありがとう どの人もこの人も 優しいまなざし歌が伝わる 胸から胸へ好きなあなたを 待たせたままで夢を一輪 舞台に咲かす心ひとつに 手拍子響く名残り惜しさに 手を振りながらいつの日か また会える また会える 遠ざかるあなたとの…

  • 黒百合の歌 – 西尾夕紀

    黒百合は 恋の花愛する人に 捧げれば二人はいつかは 結びつくああ あああああ あああああああこの花ニシパに あげようかあたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 魔物だよ花の香りが 沁み付いて結んだ二人は 離れないああ あああああ ああああああああたしが死んだら ニシパもねあたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 毒の花アイヌの神の タブーだよやがてはあたしも 死ぬんだよああ あああああ あああああああ 人…

  • 柿の木坂の家 – 西尾夕紀

    春には 柿の 花が咲き秋には 柿の 実が熟れる柿の木坂は 駅まで三里思いだすなア ふる里のヨ乗合バスの 悲しい別れ 春には 青い めじろ追い秋には 赤い とんぼとり柿の木坂で 遊んだ昔懐しいなア しみじみとヨこころに返る 幼い夢が 春くりゃ 偲ぶ 馬の市秋くりゃ 恋し 村祭り柿の木坂の あの娘の家よ逢ってみたいなア 今も尚ヨ機織りながら 暮していてか 人気の新着歌詞 女しだいで男も変る ̵…

  • 夜がわらっている – 西尾夕紀

    酒があたいに 惚れたのさふられたあたいに 惚れたのさきらいさ きらいさ酒なんて 大きらいさ夜がクスクス わらうから飲めるふりして 飲んでるだけさ 愚痴があたいを 責めるのさ昔の約束ァ どうするッてさきらいさ きらいさ愚痴なんて 消えちゃいな夜がジロジロ 見てるからちょっとしんみり してみただけさ 夢があたいに からむのさまことの心を きかせろッてさきらいさ きらいさ恋なんて まッぴらだ夜がゲラゲラ…

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