蓮沼執太
TIME – 蓮沼執太
生きているものの一瞬を切り取って生きていないものにする近さで
何回も美しいと感じる
新しい靴と古い靴を片方ずつ穿いて百秒か二百秒じっと目をつぶり
この眺めを覚えておく
光よりも速い言葉でいまいちばん会いたい人の名前を何回もここに書く
ゆっくりと力が抜けていく生きている時間と死んでいる時
交わって育み覚えてく柔らかく記憶を近づけていく
生きているものの一瞬を切り取って生きていないものにする近さで
何回も美しいと感じる
新しい靴と古い靴を片方ずつ穿いて百秒か二百秒じっと目をつぶり
この眺めを覚えておく
光よりも速い言葉でいまいちばん会いたい人の名前を何回もここに書く
ゆっくりと力が抜けていく生きている時間と死んでいる時
交わって育み覚えてく柔らかく記憶を近づけていく
THRILL な道を 肩で風を切る手を叩き 弾む 時々歩幅広げ 時を 駆け抜けるここで出会い 目を見て 笑う君が映す この胸の ひとりごと指先で大空に書いて 脈
風を飛び越えて 月に登る照らす まだ見えぬ 朝の大地を雲が流れ出し しずく渉りCITY LIGHT 緑まで 作り出す影の SPECTRUM 動き出すと合図 FL
僕の中で何かが変わり景色を覚えておこうかそれは誰もが持っている瞬間か静かに、目を閉じ、溶けていくつれづれと 入り込む華やかに 魅せられて靡かせて 感じたい近いひ
この窓から見える SCROLL する景色FADE IN する風がどこか心地よくてなら SPEED 上げて TELEPORT する光も音もない PRE-POST-
静かなここは かつて大きな音がいま聞こえるのは それとは違う景色知らない過去の 風景と空気は土地と人間で繋がっているのよ種膨らみ 草木なびき 空がうなり 陽は黙
丸の内中央口雨のなか皇居方面へ日比谷通り和田倉門千代田線二重橋前駅の6番口階段下って改札から PLATFORM に「多摩急行小田急線の唐木田行きに乗ってきて」っ
WHITE N BROWN との真ん中のCREAM と JELLY との相性の僕はゆっくりと吸い込んで 自由をあそんでいるこことよそとの真ん中の出会いは はじめ
終わりが瞳にはりついたはじまりはぐるりと一頻り見渡して踊りだすしらないゆく先へ軸足をあずければまわるまわる SPEED をいだいて遠くまでもう少しでつかめるゆく
ぜんぶ片づけて 地図を広げる それが地球で ここに住んでいる空に舞い上がり 星空見ても 思い出すものは もうそこには無いはやいスピードで回り続ける 軽い重力で
この流れに 羽ばたいていけば思い描く 空間があるとはじけるほどの バイアスかわして夢でみた あの時 あの感じでNOW YOUR CHANCE行ってみればNOW
四角いフレームの先君がいたような空気の香りを通して繋がっていく 窓から