生きてまた逢う夢も 思い出も
暗い波間に 捨ててゆく船
消えてゆく船 連絡船よ
泣けば 涙で なお見えぬ
なお見えぬ あの人悲し
所詮叶わぬ恋の 投げテープ
切れて散り散り 泣いてゆく船
消えてゆく船 連絡船よ
せめて もいちど 手をふれば
手をふれば 汽笛のつらさ
これがこの世の 恋の運命やら
むせぶ夜霧に 濡れてゆく船
消えてゆく船 連絡船よ
思いあふれて 泣き明かす
泣き明かす 女の情け
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丘を越え 山を越えあこがれの 住む町に夢をだいて ゆくよ はるばると鐘が鳴ります 遠い 遠い空で旅ゆく身に やさしく しみじみとりんどうの花の道白樺の つづく道
歌えよ 月を浮かべて南の海は ゆりかご夢みる 瞳にあこがれ 花と咲く流れる 歌のそよ風ただよう 月の花びら南の 海辺は乙女の ふるさとよ
柳青める 北上の河原にひとつ 名なし草君が作りし 恋唄に命哀しく 忍び咲く君を都に 送る夜は岩手の山も なみだ雲生きてふたたび 逢える日を女ごころの 空だのみ風
泣くんじゃないの 泣くじゃない町の灯影に そむいてすねて夜ごと夜更けの 路地裏づたい影も 影も しょんぼり何であなたは 泣き虫ギター泣くんじゃないの 泣いたとて
村道小道を ホーイホイ(ホーイホイ)月影たよりに ホーイホイむすんだ手と手が ホーイホイ(ホーイホイ)解けて悲しや ホーイホイ(ホーイホイ)水の流れに ホーイホ
本当に好きだと 言ったわね忘れはしないと 言ったわね指切りしながら 小雨の駅でお別れした日の あなたの言葉忘れられずに 泣きましたかならず帰ると 言ったわね待っ
日暮れの駅で ふと逢った昔命を かけた君お元気ですかと なにげなく聞いたつもりの 涙声どうせ帰らぬ 夢なのにあきらめ切れず 捨て切れず思い悩んだ ひと昔しばらく
アリラン アリラン アラリヨアリラン コーゲル ノモカンダ一夜の恋に いのちを賭けて千夜を泣くのが 女のさだめアリラン アリラン アラリヨアリラン コーゲル ノ
想い出すほど 辛さがつのる追われ追われた 北の国あゝ あの日から泣いて泣いて つぶれた目今じゃ流れて 広東の夜毎にひらく 水の花生きているとは 名のみの命ともし
どっどど どどうど どどうど どどうどっどど どどうど どどうど どどう甘いリンゴも 吹き飛ばせ酸っぱいリンゴも 吹き飛ばせどっどど どどうど どどうど どどう
白樺の 林にかかる吹雪の橇よ遠い街の灯 まだ見えぬ風あげて ハイヨー高らに 鞭を振り鳴らすうとうとと もたれて眠る吹雪の橇よ旅に疲れた母の顔励まして ハイヨー急
菊水の旗 風に哭き暮れゆく空に 杜鵑(とけん)鳴く父子訣別の 駒止めし桜井駅の 夕まぐれあゝ小楠公まだうら若き 楠の若葉に風は そよげども父なき里に 母ときく河
トラヂ トラヂ トラヂの花よトラヂは 桔梗の 夢の花誰も知らない あの山かげで黄色く 淋しく 咲いているええ そうよ色はむらさき 君ゆえに夢をささえて 揺れてい
乙女の身なら 小鳥なら泣いちゃ飛べない 街の空私は父の歌時計涙を秘めて 歌うのよ母亡き後は 父さんの命支える 杖なのよ淋しい父の 手をひいて細々こえる 浮世坂病
胸のともしび 冷たく消えて明しかねては 涙にうるむ乙女ごころも 三歳の昔一つ一つの ああ 想い出淋し夢がほんのり 訪れました星の数程 訪れました忘れようとて 忘
春の馬車が来る 淡い夢をのせて花のかおる道を はるばるとおどる胸を寄せて 行こう山のかなたわたしのあなた あなたのわたしどこまでも どこまでも春の馬車が来る 楽
思い切れない 未練のテープ切れてせつない 女の恋ごころ汽笛ひと声 汽笛ひと声涙の波止場にわたし一人を 捨てて行く…連絡船よお国なまりが 今さら悲しあれが形見か
恋の片瀬の 浜千鳥泣けば未練の ますものを今宵嘆きの 桟橋の月にくずれる わが影よ哀れ夢なき 青春を海の暗さに 散らす夜君は遥るけき 相模灘漁(いさ)り灯よりも
月がとっても 青いから遠廻りして 帰ろうあの鈴懸(すずかけ)の 並木路(じ)は想い出の 小径よ腕を優しく 組み合って二人っきりで サ、帰ろう月の雫に 濡れながら