船越由佳

Flowers – 船越由佳

にぎわう市場は 収穫のカーニバル
私は遠い国で 今 ひとり立ってる

夢までの距離 知りもせずに
わがままに傷ついてた きのうまで

ひろげたこの両手に 空よ 空よ 降りそそげ
そして そして 花いちめん いつか 胸に咲かせて

すれちがう人は皆 喜びのキスして
瑠璃色のパレードは つかの間に過ぎてく

泣くことさえ忘れるほど
忙しく毎日が 流れる

生まれた町から吹く 風よ 風よ 守ってて
私らしく生きてみるよ もっと もっと 自然に

生まれた町から吹く 風よ 風よ 守ってて
私らしく生きてみるよ もっと もっと 自然に

ひろげた この両手に 空よ 空よ 降りそそげ
そして そして 花いちめん いつか 胸に咲かせて
きっと きっと 咲かせて

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エレベーター・シティ – 船越由佳

未来へとかけ昇るエレベーターそうきっと ふたり降りるフロアーがちがっていただけなの早く忘れましょ光る街はコスメティック過ぎた恋は 二度と流行らないパクトの中 映

afternoon bath time – 船越由佳

電話のベルに やっと目覚めたひどい寝起きの休日受話器片手に バスタブに熱いお湯あふれる白い湯気「覚えてないの?ゆうべの事」あきれて笑う友だち荒れて騒いだ二日酔い

情熱の呪文 – 船越由佳

きらびやかな仮面で 彼女たちは心隠し水晶玉につかの間映る 恋に酔いしれてるうつろなこの夜は シェラザードの夢物語月のハイウェイをあなたと駆けぬけ今夜 幻をぬけだ

陽炎みたいな季節 – 船越由佳

このまま今日は戻らないと出先からオフィスへ電話をした陽の傾く午後久しぶりに歩く横浜はそういつか 昔の恋人といっしょに暮らした 懐かしい町陽炎みたいな季節が ルー

Bloody Moon – 船越由佳

Bloody moon果てしない夜の丘に ゆっくりと昇る血のような赤い月こっそりと部屋をぬけだそうBloody moon一面の麦を揺らす風に 身を変えてねぇ 早

Someday Somewhere ~太陽の道しるべ~ – 船越由佳

高いサドルの自転車を何度もペダル踏みはずして少年はただ風の中空を追いかけた草の上スカートひろげしろつめ草を摘みながら少女はただ夢の中でティアラを編んでた神様はい

心だけひとりぼっち – 船越由佳

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風鈴 – 船越由佳

ちりりん風がゆらした軒の風鈴遠いひぐらしの声日暮れは急いでくちりりんゆかたの帯を写す鏡早く迎えに来てね今夜の夏祭りいつか見た 夢で見た 今と同じ景色ふと空を見上

Morning Bird – 船越由佳

Babe,I love you 腕の中 目を覚ましてごらんよ初めて僕たちがふたりで見る夜明けさYou can be free悲しい夢に君は二度とおびえなくてもい

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