船村徹・鳥羽一郎

  • 兄弟船 – 船村徹・鳥羽一郎

    波の谷間に 命の花がふたつ並んで 咲いている兄弟船は 親父のかたみ型は古いが しけにはつよいおれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ 陸(おか)に上って 酒のむときはいつもはりあう 恋仇けれども沖の 漁場に着けばやけに気の合う 兄弟鴎力合わせてヨ 網を捲きあげる たったひとりの おふくろさんに楽な暮らしを させたくて兄弟船は 真冬の海へ雪の簾を くぐって進む熱いこの血はヨ おやじゆずりだぜ 人気の新着歌詞 別…

  • 別れの一本杉 – 船村徹・鳥羽一郎

    泣けた 泣けた堪え切れずに 泣けたっけあの娘(こ)と別れた 哀しさに山の懸巣(かけす)も 啼いていた一本杉の石の地蔵さんのョ 村はずれ 遠い 遠い思い出しても 遠い空かならず東京へ 着いたなら便りお呉(く)れと 云った娘(ひと)リンゴのような赤い頬っぺたのョ あの涙 呼んで 呼んでそっと月夜にゃ 呼んで見た嫁にも行かずに この俺の帰りひたすら 待っているあの娘(こ)は幾つ昔(とう)に二十(はたち)…

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