臼澤みさき

  • 花は咲く~盛岡2016~ – 臼澤みさき

    真っ白な 雪道に 春風香るわたしは なつかしいあの街を 思い出す 叶えたい 夢もあった変わりたい 自分もいた今はただ なつかしいあの人を 思い出す 誰かの歌が聞こえる誰かを励ましてる誰かの笑顔が見える悲しみの向こう側に 花は 花は 花は咲くいつか生まれる君に花は 花は 花は咲くわたしは何を残しただろう 花は 花は 花は咲くいつか生まれる君に花は 花は 花は咲くわたしは何を残しただろう 花は 花は …

  • 花は咲く~花は咲グ~ – 臼澤みさき

    真っ白な 雪道に 春風香るわたしは なつかしいあの街を 思い出す 叶えたい 夢もあった変わりたい 自分もいた今はただ なつかしいあの人を 思い出す 誰かの歌が聞こえる誰かを励ましてる誰かの笑顔が見える悲しみの向こう側に 花は 花は 花は咲くいつか生まれる君に花は 花は 花は咲くわたしは何を残しただろう 夜空の 向こうの 朝の気配にわたしは なつかしいあの日々を 思い出す 傷ついて 傷つけて報われず…

  • 極彩ねぶた – 臼澤みさき

    夏を告げる極彩色の炎が燃える 夕焼け空に 鈴の音 集い太鼓 囃して(はやして) 祭火(まつりび)あがる 猛き形(かた)を ねぶたに重ね宿した 夏を告げる極彩色(ごくさいしき)の炎が燃える心、時も 奪われたまま幻想の地へと 跳人(ハネト)落とした鈴の音 そっと耳を澄ませば幸せの音 跳ねて 鳴らせ 短い夏の情熱 心、写す 極彩色の命が燃える胸は熱く 思い焦がれていっそ とこしへに 叫ぶ声の拍子に合わせ…

  • 竿燈カラー – 臼澤みさき

    じわりと汗が 滲む季節がやってくれば粋な半纏 袖通し差し手妙技が しなり彩る和のイルミネーション磨き重ねたその腕で 誰よりも高く空に届け街中に光そそげ 夜空に掲げる灯火キラキラ稲穂は揺れる縁を描いた提灯が照らし出す美の国 艶やか走る 君の篠笛の指先にちょいとそぞろな心模様漂う調べ 誘う(いざなう)先は夢心地締める額の豆絞り 跳ねる太鼓の音に合わせてひそかに高鳴る鼓動 四十六個(しじゅうろっこ)の灯…

  • 七夕ねがい唄 – 臼澤みさき

    八月空に願いをかけて街を彩る 七つの飾り 幼い日に二人折った小さな鶴 覚えてますか? 星の河 渡り手(わたりで)を探した数だけ募らせる想い 夜(よ)の天つ風に乗って 夏萩の様に色を染めれば五色(ごしき)の糸で想いを編んだ 広瀬川で空見上げて短冊に書いた約束 星は降る 鵲(かささぎ)が渡した岸辺にもう一度 会いたくて 遠い河を越える 光る道 隠さぬ様に 上弦が照らす 笹飾り 星の河 渡り手(わたりで…

  • 花笠ノスタルジー – 臼澤みさき

    紅い花がうねり咲いたこの道時は泡沫 踊り手が舞った染色月あぁ最上川を薫る風に重なる花笠音頭が彩る夕暮れ 夏の願い 祭りの囃子に胸は焦がれて菅笠に咲いた 呉の藍まちを染めていくその景色は 凛と漂うノスタルジー 浴衣姿 群舞の中 探して君が少し大人に変わった気がしてた 変わらぬ祭りの囃子聴こえて菅笠に咲いた 呉の藍君を染めていくその瞳は 僕の知らないノスタルジー 夏の願い 祭りの囃子に胸は焦がれて花笠…

  • わらじわっせ – 臼澤みさき

    笑う門に福来り 和を結ぶ暑い夏浴衣 はっぴに揃いの衣装踊り 担ぐ 夏わらじ 暁まいりに届けた も一つを揃えれば空に駆け上がる 大きな足で和を背負い 信夫山 笑顔乗せ 見渡す 夏雲つける足跡 どこまでも登ってく掛け声には蝉時雨 夢を運ぶ 大わらじ 流し踊り うちわ叩く 音に呼ばれて福来たればお次はリズムに合わせて 思い思い 振り付けで踊り出せ 笑い咲け 一つに一つを足せば 大きな一つになる踊る心も一…

  • みちのく節 – 臼澤みさき

    はー、北に来てみりゃよう津軽ねぶたにわらじさんさ踊りなよ はー、北に来てみりゃよう紅の花笠、七夕竿燈ゆれるよ 祭だ祭 舞い上がる魂ずっと ずっと唄えや踊れやいつまでも ミチノクの夜空ひとつにして幽玄夢幻の華咲かそう時を忘れてこの一瞬が輝きますように太鼓や笛囃子に合わせて手を叩きならし踊りましょう いつの日にも心に唄をそれ千年それ万年続きますように そーれそれそれ青森秋田にそーれそれそれ岩手山形そー…

  • 太陽と月の詩 – 臼澤みさき

    もし君が悲しみでこころ凍えていたなら北風にひとりで立ち向かえないなら 見上げてごらんよ抜けるようなこの空をどんなに離れていてもそばにいる I will stand by you僕は太陽になろう震える君の背中を抱いて温めるように もし君が夢を追い長い道をゆくときその道のつらさに挫けそうになるとき 見上げてごらんよ星が瞬く空をどんなに離れていても祈っている I will stand by you僕は銀…

  • 鳥になりたい – 臼澤みさき

    今日も見上げる青空 小さい窓を そっと開けたら何度も何度も深呼吸 くやしい涙 胸にしまった がんばれとたったひと言 黙り込んだ横顔にひとりで心に決めた夢 また迷うけど 鳥になりたい 叶うなら あの空の広さを知りたい自分の翼で飛んでみたい もっと高く高く いつだって大きな掌 転ばぬように 繋いでくれたずっと味方でいるよと 笑って欲しい 嘘でいいから 誰にも言えない想いが ひとつずつ増えて行く知らなか…

Back to top button