美木良介
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ごめんね – 美木良介
ちょっと淋しくなったから今夜は飲んでたのよマティーニの夢に甘えたくて Ohh…まさかあなたに逢うなんてぼんやり昔のことを思い出していたところなの運命かしら どうしてたの 幸せなの今でもひとりいるのイヤね私 勝手にはしゃぎすぎてごめんね 手をはなれた恋しさはいつか 思い出になるまぶしさだけ抱きしめたままあの頃と同じように微笑いあうふたりなら嬉しい グラスのなか揺れているあなたのその横顔眉よせる癖も変…
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君を忘れたい – 美木良介
時計の音だけ 聴こえてきて眠れなくて 探している 君のまぼろし こんなに心を うばった君をにくむことできるなら 涙もないのに どんなに想いを寄せても どんなに強く抱きしめてもかなえてはいけない夢なら せつなすぎるよ もう君を忘れたい もう君を忘れたい 逢う度君は ふざけた後で見つめ合うと 困ったように言葉なくしたね どうにもならないと 告げた悲しいその瞳 今は誰 うつしているだろう もしも出来るな…
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なにも言わないで – 美木良介
さよならに届きそうなそのくちびるを逸らそうとおどけるたびに切なくなる 今でもあいつを 君の瞳が追いかける気付いているけど 心 止められない だから 何も言わないでそばにいられるだけでもいい愛されていなくても目の前のすべてを失くしたくない このままで いつまでもつなげられない なのにまだ糸口さえも見つからない 「叶わないのなら あきらめろよ」と言いかけるまるでこの胸に聞かせてるみたいさ だから 何も…
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愛が震えてる – 美木良介
はじめて逢ったあのときの服風とおんなじBLUE 黄昏を待つ後ろ姿がさみしさに揺れてる ふたりでいるのにひとりになるね愛されたい気持ちだけが傷ついてゆく どんなに抱いても抱いても抱きしめても君を迷わせる どんなに抱いても抱いても抱きしめても愛が震えてる 知らないひとに抱かれるように君は瞳を閉じる いまここにある幸せだけじゃ幸せといえない 言い訳みたいな優しさだけじゃもうふたりの時の流れ止められないよ…
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つのるほど愛せない – 美木良介
たのむからそんな瞳(め)でこの僕を見ないでおくれ抱きしめちゃいけないとこの胸が引きとめている あの日僕に告げたさよならから君は別の物語を生きていこうと決めたはずだよ つのるほど愛せない本当は今もまだ君への想いは変わらないけどもう僕じゃかわれないもう君は君だけのものじゃない 満ち足りた毎日に溜め息をかさねた君がいつしか焦がれたのは恋という遠いときめき 人は誰もいつもないものねだりだねけれどその幸せ失…
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今夜はこのまま – 美木良介
夜の窓 映る影 道に迷った顔してる動けない 話せない 静かな部屋で 満ちてゆく月灯り サヨナラの気配に似てる胸の中 音もなく 忍び込んでた 「もしも…」なんて例えも空しいだけ 時間(とき)を止めてよもう少しきみといたい きみを強く抱いてぼくの未来を 短くしてもいいから今夜は このまま 海の底 いるみたい 二人の呼吸だけ響くやわらかな きみの髪 何度もといた 「会えてよかった」と言(ゆ)う濡れた声 …
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きっと許せやしない – 美木良介
泣いた君の瞳で 月が濡れるこんな場面で 別れるのか早くいいひとと 出逢うといいなんてつまらない嘘だろ もう抱きしめた腕をすぐふりほどいて消えてほしいよそう そうでもしなくちゃ好きだったすべてを こわしきれない 誰かと幸せを見つける君をきっと許せやしない 想い出だけなら 忘れてくれいまここにいる ふたりがいい傷ついた気持ち ずっと残したまま終わらないさよなら もうひきとめる声に耳をふさいでも駈けてい…
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同じ景色を見つめた日 – 美木良介
夕暮れの公園で これが最後のデートだねオレンジ色の陽だまりで 遊ぶ子供たちを見ている 今日までのいつもよりも 今がいちばん素敵だねそんなやさしい横顔を 失うのはつらすぎるけれど ねえ ほんの少し手を つないでいてもいい?言い出せないのは手をはなす時がこわいからよ 同じ景色を見つめる日は もうこないのねいつまでも こうしていたいけど ふたりはもうすぐ別の景色を見るために 離れてゆく お互いの見る夢は…
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さようならの唄 – 美木良介
さようなら また会えるねまた いつか 会って くれるねそんなに 悲しい 顔 するなよ僕だって 悲しく なるじゃないか さようなら また 会おうねまた どこかで きっと 会えるね僕だって 君を 好きなんだし君だって 僕を 好きなはずさ つたない 僕の唄だけれど精一杯 唄って あげられるから今この時を さようならと呼ばないで おくれ Uh… 君といて とても楽しかったよしあわせな 気分に …