粗品
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はるばらぱれ – 粗品
12月の嘘みたいな朝 えげつない別れ神様なんて いないってことが 決定した冬 ベッドのへりまで登って 頬をすりよせて 泣いたなあ廊下で崩れ落ちてく 悔しかったなあ はるばらぱれ はるばらぱれ一瞬戻って来ないかなはるばらぱれ はるばらぱれ少しで良いから喋りたいなはるばらぱれ はるばらぱれお酒飲めるようになったよはるばらぱれ はるばらぱれ一応一応唱えてみる 電話での心配 面倒に思ってしまってごめん両親…
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絶対大丈夫の歌 – 粗品
大丈夫大丈夫絶対絶対大丈夫大丈夫大丈夫絶対絶対大丈夫 なんにもうまくいかない時悔しい時努力を踏みにじられた時今にも泣きそうな時 友達たちに裏切られた時好きな人にフラれた時会社の上司に怒られた時大切な人が死んだ時大丈夫大丈夫絶対絶対大丈夫大丈夫大丈夫絶対絶対大丈夫 自分だけ運が悪い時悲しい時プライドを傷つけられた時過去を否定された時 友達が一人もできない時ライバルとの勝負に負けた時学校に行くのが嫌な…
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サルバドルサーガ – 粗品
寝て起きたら 世界の僕を見る目は 変わるかな昨日までの 自分は置いていくよ さようなら レンズを指で隠すと生まれ変わっちゃう 朝、生きて昼、生きて夜、生きて今、生きてるそんな自分を愛してるもっと褒めてくれ 春、生きて夏、生きて秋、生きて冬、生きてる逃げも隠れもしないから世界が変われよ 目が覚めても 世界は鈍色の今 正念場誰にも邪魔 されない無敵の気持ち こんにちは 間違ってなかったんだ虹を無視した…
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普通幻想曲 – 粗品
何もかもが普通 普通 普通だ 最近どうしてかな 夢を見なくてずっとこの世界にいなくちゃいけない聞かれても困る 質問が多くて自分の人生がとにかく普通だ いつもと違う道で歩いて帰る 何もかもが普通 普通 普通だ一番良いよ普通 普通 普通が 最近どうしてかな 人に疲れてずっとこの世界にいなくちゃいけない「個性を伸ばせ」と言われましても普通に生きるからほっといてほしい 普通の僕が君を引き立たせてやる 何も…
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風炎のデージー – 粗品
音楽の匂いがした鼓膜を突く猫の恋自転車に揺られながら遥か遠く亀が鳴く 春によく聞いた歌を聞くと この先どんな日々が襲って来てもね 変わらない誰がどこで何をしていても 僕はここにいる新しい環境で不安にならない人は居ない周りが変わって行く中ひとり 僕の物語なんとなく 沈丁花の音がしたふわり香る狐の子茂みでしゃがむ子どもが夢中で探す月日貝 その春を思い出しとんでもない気持ちになる この先どんな日々が襲っ…
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タイムトラベルマシンガン – 粗品
すっとこどっこい 邪魔した奴を一生忘れないどこで何をしても煮えくりだすちょっとやそっとの復讐なんて 気が紛れないあれは至極最低の日々 しっちゃかめっちゃか 絶対敵を俺は許さないあんな奴に心折られかけた着火し発火だ あっちやこっちで 毒牙スタンバイ前世今世来世覚悟しろ お前が酒を飲んでる時に俺は誰にも負けないように準備する ゆっくり消えてなくなれはぁ間違う前にゆっくり消えてなくなれはぁ間違う前に す…
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不条理な外連味 – 粗品
これからだろ終われないよあぁ周りの目どうでもいいから狂気に満ちとけ大人になってしまう前に ここに叫ぶ 銀色の声勝った気でいる あいつらの隙 教室の窓の外から届く違うクラスの体育の活気は退屈な椅子の冷たさを刺し2分おきに壁時計を見てる 仕方がなく通うコンクリート チャイムが鳴ったのに手を止めない駆け足の板書写す気がない隣のクラスは終わってるのに減る休み時間返して欲しい 毎日嫌になる混沌の魔 ここに叫…
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翌貿の薦濯祉 – 粗品
誰にでも出来ること器用にやるだけのタコ0から作れない見よう見まね しんどい奴 簡単な蜜に群がる核のない表現者たちよそんなに女と酒が好きか?なんでもいいけど格が違う 誰にでも出来ること器用にやるだけのタコ0から作れない見よう見まね しんどい奴 あんあんあいつに近づく覚悟なきバケを生む世界感覚狂った奴が多いのにいつまで多数決で決めんの? 誰にでも出来ること器用にやるだけのタコ0から作れない見よう見まね…
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七赤シジジー – 粗品
赤い月を見かけた 空が小さくなる気のせいかなパルサー まるで天文学足音を立てながら 空が小さくなるもしかしたら「はやぶさ」下にいるかもしれない 一生もう一生 チャンスを下さい町中一人で見上げる365日グレゴリオはうるうるしている 赤い目を見せた これまでも本気出してたつもりだったけどこれからはもっと本気出す 白い月を見かけた 空気が大きくなる赤白いロケットが 雨をくぐっている夕立がもう上がる 本音…
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オーディンの騎行 – 粗品
懸命に体当たり 絶対に砕けない雨時々晴れ時々曇り運命を神様に 絶対に委ねない勇敢な君の歌 革命に立ち上がり 絶対に怯まない風の色にハレの日よぎるのに一命の泣き笑い 絶対に無くさない不安な日々を蓋 休憩はありがたい 失敗は仕方ない影落ち込み 酒飲み堕ちる様に運命を神様に 絶対に委ねない勇敢な君の歌 歩いていく 列車に乗る 戦うぞ走っていく 道の先が曲がっても 進む大人の青春見よ堂々たる 俺の生き様を…