竜鉄也

  • 奥飛騨慕情 – 竜鉄也

    風の噂さに 一人来て湯の香恋しい 奥飛騨路水の流れも そのままに君はいでゆの ネオン花あゝ 奥飛騨に 雨がふる 情けの淵に 咲いたとて運命悲しい 流れ花未練残した 盃に面影揺れて また浮ぶあゝ 奥飛騨に 雨がふる 抱いたのぞみの はかなさを知るや谷間の 白百合よ泣いてまた呼ぶ 雷鳥の声もかなしく 消えてゆくあゝ 奥飛騨に 雨がふる 人気の新着歌詞 吉野情話 – 竜鉄也 桜の花の咲く頃に…

  • 別れ雪 – 竜鉄也

    波止場は昏(く)れて 灯台に泣いてる影が ただひとつ二度と逢う日はない女(ひと)の指の細さよ ぬくもりよ未練を抱いて 船に乗る肩に散る散る 別れ雪 運命(さだめ)も薄い 身の上をなぐさめあった 港町二度と逢う日はない宿の酒の匂いよ 恋唄よ人目をさけて つなぐ手をなぜに引きさく 別れ雪 諦(あきら)めきれず ふり向けば海猫だけが 飛ぶ岬二度と逢う日はない浜の蒼い灯りよ 汐鳴(しおな)りよ心の傷が 道…

  • 山の駅 – 竜鉄也

    緑変わらぬ この町に君の姿は あるだろか桜 たんぽぽ 桃の花幼い君の 顔の色あゝ 匂いも青い山の駅 母と暮らした あの家は君と遊んだ 夢のあといろり 自転車 庭の井戸想い出ひとつ 呼んでみるあゝ 涙でしみる山の駅 汽車が帰りを 告げるまでしばし偲(しの)ぼう 面影をおさげ 草笛 国訛(なま)りあの日の君が 目に浮かぶあゝ 夕日に染まる山の駅 人気の新着歌詞 吉野情話 – 竜鉄也 桜の花…

  • 屋台酒 – 竜鉄也

    にぎわう街の 片隅で俺と良く似た 奴がいるのれんに風が 吹くたびにちいさな咳(せき)して 酒を呑む泥にまみれた くやしさはひとりで ひとりで耐えるもの コップの底に 映(うつ)るのはお前と別れた 街だろか若さといえば それまでの冷たい別れの それっきりどこで どうしているのやら今さら 今さら遅すぎる 生きてくことの はずかしさ想い出すたび 酒を呑むひと文字欠けた ネオン見て心にぽっかり 穴があく酔…

  • 北陸流れ旅 – 竜鉄也

    雪の袈裟着た 白馬岳の膝にすすきの 花添えて旅に出たのは 三十路はじめ三味が折れるか 男が立つか意地と道づれひとり渡った 黒部川 今朝の他人が 昨日は命変わる宿命を 嘆くまいそれが人生 倶利伽羅峠つらい思いは おわらの唄に秘めて流せば湯の香 ほほえむ 加賀の街 あの娘どうした 気になりながら旅は二人を 遠くする粟津 逢えない このもどかしさ船にのせれば 空似の女の細い衿あし濡らす若狭の 小夜しぐれ…

  • 土佐恋慕情 – 竜鉄也

    逢ってみたいな ひと眼でいいと悩み つづけて もう五年土佐は 南国 思い出の糸を たぐって 訪ねて来たが胸に 冷めたい 黒潮しぶき ひとの妻よと 呼ばれる君の影を 見かけて 背を向けた土佐は中村 みれん橋恋のさだめは どう変わろうと流れ変わらぬ 四万十川(しまんとがわ)よ 俺は いつでも 昔のままの夢に 出てくる 君が好き土佐は南国 旅の宿ひとの別れの さみしさだいて風と鳴こうか 足摺岬(あしずり…

  • みちのくの女 – 竜鉄也

    泣いているような 潤んだその眸ママよどうした 顔くもらせてこころ痛める 何かがあったのか遠慮いらない 話してごらんうぶがとりえの 淋しがりやのみちのくの女 よくぞこの日まで 辛抱してきたな細腕だけが 支えになってそんなお店に また惹かされました寄ってみたんだ ママを見たさに目元いじらし 訛りまじりのみちのくの女 ママよどうしたの そんなに酔っててよ倖せ薄いと 愚痴を云う白いうなじが ほんのり紅をさ…

  • 人生二人三脚 – 竜鉄也

    雨が降っても 傘さえさせぬつえをたよりの 残りの命身を寄せ合った 相合い傘が映える舗道の水たまりあゝ人生二人三脚たのむぜ お前 やっとこれから 楽させようと思う矢先の つまずき癖に何も言わずに 肩かすけれどじんと心が伝わるぜあゝ人生二人三脚たのむぜ 今日も ここで負けては 何にもならぬ登る途中の人生峠かわいい子供にゃ苦労はかけぬ俺とお前はいつまでもあゝ人生二人三脚たのむぜ お前 人気の新着歌詞 吉…

  • 勝負 – 竜鉄也

    涙涸れても 血の一滴く骨の髄から 出るうちはまだまだ勝負は 終わっちゃいない這ってころんで 来た人生を俺は捨て身で 生きてきた (セリフ)わたしは ごらんのとおりの若輩者です何の取りえもございませんが有るのは 生まれながらのど根性と肝っ玉正直 云って 負けるわけには参りません どこを向いても この世は寒い耐えて支えた 恋女房いつも笑顔で 男の背中立てたおまえが いればこそ今日も死ぬ気で 勝にゆく …

  • お吉 – 竜鉄也

    お国のためと 聞かされてどうして嫌と 言えましょう…異人屋敷へ 行く駕籠を濡らす今夜の この雨は辛いお吉の なみだ雨 (セリフ)堪忍して 鶴松さん。お吉は好き好んでハリスさんの処へ行くんじゃありません。心持たない人形となって 領事館へ行くのです。ああ いやだ! いやだ!どうして来たんだろう 黒船なんか…。 お吉は夢を 捨てました下田の海で 死にました…夫婦契りの 約束を破る女の 哀しさを知って鳴く…

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