立樹みか

  • 女って… – 立樹みか

    昨夜(ゆうべ)のように温かく 私を抱き寄せて二人の時間(とき)の儚(はかな)さに 体が震えるのあなたの吐息を感じたい…あなたの声を感じたい…「愛している」と言われたら女って… 女って…素直に戻れるものなのよ 好きなあなたを待ちわびる ときめき静めたい時間(とき)の流れが足早に 心が虚(むな)しいの二人のぬくもり信じたい…二人の夢を信じたい…「遊びじゃない」と言われたら女って… 女って…心底尽くせる…

  • 熱海でブルースを… – 立樹みか

    今夜は熱海で 飲みましょう愛の予感…時間を忘れて 水割りを二人きりで坂の途中の 白いお店で潮風感じるの目と目が合うたび 魅せられて貴方の胸に酔うほど素直な気持ちで甘えたい 今夜は熱海で 飲みましょう愛の行方…ピアノが奏でる ブルースに寄り添う影空いたグラスに 映る横顔ときめき隠せないこのまま離れず 肩寄せていついつまでもお互い気遣うそぶりで朝を待つ 今夜は熱海で 飲みましょう愛の灯り…未来を照らし…

  • 恋の龍 – 立樹みか

    死ぬ気で惚れて みないかと口説いてくれた ああ… あなたです逢う時は 着物姿と 決めたのは噂に負けぬ 意地示しのぼれ天まで 恋の龍 女の闇に ひとすじの光りを見たの ああ… わたしですいつの日か 生まれ故郷に 行(ゆ)きますか身体(からだ)を寄せりゃ 腕の中泣いて舞い飛ぶ 恋の龍 明日(あした)の話 夢かさねしあわせさがし ああ… ふたりです寒い夜は 揃いお猪口で 呑みながらあなたが酔えば 膝まく…

  • 北の海唄 – 立樹みか

    おなごはヤマセに 耐えながらくずれ番屋で 綱を刺す日暮れは無口で ばさら髪子供背中に 飯を炊くはァ ソーランの 海で鮭を捕るはァ おとこ衆は いのちさらしてヨ 押されてひかれて 転がって砂に埋もれた 定置綱呑んだら踊った 万祝(まいわい)も今じゃじさまの 語り草はァ ソーランの海で鮭を捕るはァ おとこ衆は いのちぶつけてヨ おなごは口紅 ひきながら浜で大漁の 船を待つしばれた両手に 息をかけ冬も終…

  • しぐれの海峡 – 立樹みか

    こぼれて落ちた あなたの嘘をあの時許せは しなかった旅立つわたし 出船の汽笛未練をなぜに 誘うのか弱音吐きそな 女がひとりデッキにたたずむ しぐれの海峡 別れることは 死ぬよりつらい心の底から いまわかる面影ゆれて 漁火ゆれてキャビンの窓に 雨しずく二年ひと月 つまずく愛がわたしを泣かせる しぐれの海峡 やさしい男(ひと)は 裏切るものと誰かがわたしに 囁いた北行き航路 鴎がとんで船べりたたく 波…

  • 泣けてきちゃった – 立樹みか

    帰り支度の 横顔がいつでも他人に なるあなた詫びる事より 言い訳よりも嫌いにさせて ほしいのに捨てて行くなら 優しさなんて…ああ 泣けてきちゃった 淋しくて なぜか素直に なれなくてなんでもいいのよ その理由は時計ばかりに 目をやるあなたごめんなさいと 雨の中駆けて行きたい 行けない私…ああ 泣けてきちゃった くやしくて 数え切れない いいところどうしてあんなに 責めたのかみんな忘れて ゆるしてあ…

  • 屏風岬 – 立樹みか

    待っているのに 来ないひとさみしく七尾に 風が吹く私の気持ちを 遊ぶよに待つ風ばかりの 屏風岬忘れたくても 忘れられない女心の 切なさかあなたの匂い あなたの仕草あなたへの想い 想いを届けたい 遠くキュルキュル 鳴く鴎出会ったあの日が よみがえるきれいな指だと 言ったのに泣く声かさなる 屏風岬忘れたくても 忘れられない女心の 切なさかあなたの瞳 あなたの強さあなたへの想い 想いを届けたい 雨がしと…

  • 春に一番近い町 – 立樹みか

    転がるように 並んで座り熱爛二本と 焼き魚途切れとぎれの ひそひそ話どこにもあるよな ふたりづれ他に今夜は お客は居ない外はおぼろ夜 波音ばかり房総半島 野島崎春に一番 近い町だよ 小さな荷物 ふたりの夢をしっかり抱き締め 来たのだろう暗い陰など どこにも見えぬ若さがまぶしい ふたりづれここで所帯を 持つ気があればそっと応援してあげたいね房総半島 野島崎春に一番 近い町だよ 海とカモメと 魚があれ…

  • おんなの仁義 – 立樹みか

    人は誰でも うたかたの夢をみながら 散りゆく運命(さだめ)度胸あるなら 抱いてみな紅い炎が 燃えてるうちに男まさりの この啖呵受けてみるかい おんなの仁義 二度と逢えない 行きずりの一夜妻でも 真心(こころ)は同じ濡れた黒髪 夕顔の紅い炎が 揺れてるうちに男まさりの この啖呵受けてみるかい おんなの仁義 受けた情けに 流されて泣いた分だけ やつれていった嘘で包んだ やわ肌の紅い炎が 消えないうちに…

  • 恋の川 – 立樹みか

    雨に濡れてた 紫陽花をグラスに飾れば 淋しさつのる雨よあの人 つれてきてみれん涙が 流れます……おんな 酔い待ち 恋の川 花のしずくで 好きとかく影もわびしい とまり木小路傘にかくれて 肩よせた胸に思い出 灯ります……あなた 酔い待ち 恋の川 もどるあてない 夢の舟お酒にしずめて 忘れてみたい雨にわかれた あの人の声が聞こえて 渡る橋……おんな 酔い待ち 恋の川 人気の新着歌詞 港節 –…

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