自転車を逆に走らせて
劣等感を速さで掻き消す
目の前の空 向かう風 包む街の全部が
僕のためには存在しないと知った日
捻じ曲がる
見てたこと 信じてきたことは 全部御伽話で
ここにいる意味なんて何年探しても見つからない
それでも どんな夜も選ばないでしがみついて
必死に 必死に 転けながらも必死に
ここまで来たんです
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最上階段滲む 藍(あい)がベルを鳴らしたって もう響かなくて手元で握ってた 僕の正(しょう)は 机上論なんだろ 何も見えないやト書き通りと 日々偽って さらけだ
遅ようさん 木偶の坊殿縁取られた時計の音 お前は僕空っ穴の輪 洞窟の泥掘り返した 時計の音 煩いな大きなバツを頂戴した先生は笑いながら宣った価値はないものと理解
考えている博識も限界突破 私が余分に弱くなって猫の毛が抜け落ちる 嫌なこと十二等分にしてさコーヒーと混ぜても 溶けなかった傲慢な態度の奥 ラーメン屋の鍋の底お澄
6月 雨降り 包み込んだ体温に目をつむるああ 見失っていた 遠ざかっていた 今日もまたわたしが壊したものたちを 数え終える日は来ないでしょう食べ残した罰が転結あ
小洒落た君は Freak?Look up, Look upまぁまぁ気になる Essenceはたまた君との DistanceFaraway, away, away
もうちょっとはやく走れたらいいもうちょっと長く この道を春風をうまくなびけないとこ 神様に見られてる気がして少しこけそうになった 恥ずかしいけどなんか それもい
ああ 遜って鈍くなって慰楽なんてないよ どうしたって気力だって緩くなって理由なんてないようにした駄々ハイトーンくらって 器量局所になってあらぬ妄想に乗っかる f
わたし わたし やりすぎちゃった与太話は 拡大中でパパと ママが 顔しかめてる何回目かはわからないけれどリスクマネジメント 今は透明マントが使いたい悪い子なわけ
ここにありそうでなかったもの なぞなぞにかけた僕探し壊れやすくなったペン先でまた紙切れに跡そりゃそうだって言えなかった 不意打ちの先手は苦手小声にしたってもどか
京王線沿いの街も見慣れてきた人混みをヒールで泳ぐのが得意になっていた気がしたおぼつかぬ顔 東京のあなた 煮えた街頭を横目にしてなに食わぬ顔 喧騒の抜けたとこ わ
大都会 歩く歩く知らない街で ぎょろり ぎょろりしがない 元い 愉快 愉快泡になりやがれよ したり顔タイトライン ブレる ズレる要らない 不味い 嫌い 擬態味方
どうせ Sick なんて下らないなんて言うんでしょそれがやり方です 下らねぇです協調性?怠い とりあえず謝っとけ軽く慰めて丸くなるんです正常は異常 設える世の中
夢の終わりの方 あれだけ繊細なもの キャッチしても 覚えてられない弛む線の端 少しだけ引っ張ったら ちぎれちゃうほど強くなかったらしい私ハイになって灰になった昨
代償なんかに払う価値は無いな狂う価値は無いな笊勘定ばっかり払う価値は無いな喰らう価値も無いなただ眼前抗えず此の奇天烈が痛いよ嗚呼残像が揺れている嗚呼揺れているみ
チェッチェック チェッチェック愛はスチューピッドグレイテスト采配あわよくばしちゃいたい はみはみちょいちょいと大胆な妄想ライフ辛いですよ 毎回溢れ過ぎる愛の正体
食い込む爪の跡 いくつ増やした頃でやめたの背骨をなぞる無力さを 抗って引き剥がす気ままな陽は遠くなり ああ 立ち尽くしたまま絵に描いた場所への 笑い声が見えてく
街を歩けば香るのだのべつ幕なし香って来るのだひらり ふらり 四面楚歌でないか味を締めれば通うのだ行きも帰りも良い良いなのだよひらり ちらり 看板が踊ってるんだパ
僕の頭の中は 無垢な惑星があっていらないものが増えても 隠し方を知ってる僕の胸のなかには 少し痒い傷があって薄くなったはずなのに 消えてはくれない大丈夫になった
白い布の中で 休まらない記憶の 甘い匂いまで覚えてる秘密箱の中の 掠められない記憶を ただ疑わず待っている並行世界での終わり方を 覗いたってきっと変わらないこと
焦点が 登っていく離さないで 離さないでって頂点が クラッシュしていく逃さないで 見つめているってじめっぽい その目付きの瞳の奥が終わってんな気味が悪いんだよ