石鹸屋

  • 青い雲 – 石鹸屋

    何度目だ これで 同じ間違い いつまで続けるのか君 泣かしたくない 君 泣かしたくない思うだけでは 伝えられない 心がけているのに君 邪魔したくない 君 邪魔したくない 君の性格からして そんなものですら背負ってしまうんだろう主に意地で重石になりたくない だって 好きだからさぁ たったひとつの言葉が いつも喉から出かかってはそこで 澱み またタイミングを逃す君には 君だけには 情けない顔見られたく…

  • アニー – 石鹸屋

    明かりが途絶えている ネオンを見つめている深い闇に落ちる 自分も見えやしない アニー 他所に行くな 俺の傍にいろよアニー 君がいなきゃ 世界なんてつまらない アニー アニー 正に形状無くしたチョコレートアニー アニー 君を無くした俺の成れの果てだアニー アニー いわば一方的なサティスファクションアニー アニー 君を守るエゴも通せぬままで 一度離れたなら 声すら届かない生身の人間なんて 結局そんなも…

  • サンライト – 石鹸屋

    宇宙だ 宇宙に放られた呼吸をすることも難しい思ってた以上の寒さで体 凍りついて私は 孤独を理解する一枚 そしてまた 一枚剥がれゆく私の欠片が恨めしそうな目で 私を見ている無駄な犠牲だったと 何も言わず私を責め立てる サンライト ああ サンライト それでも 君はいてくれてサンライト ああ サンライト 痛いほど 強い熱でサンライト ああ サンライト 泣きたいのに笑えるぜ何度でも甦ってやる 無重力 かね…

  • タフネス? – 石鹸屋

    タフネス タフネス タフネス あ゛あ゛あ゛あ゛ (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて)破綻も無駄もない 完璧な理論が今際の際ほど 使えんのは何故だ? (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて) (鈍器振り上げて)破綻も無駄もない 完璧な司法が被害者の涙 止めないのは何故だ? がぶり 肉齧り 肉語る 顎肉出た 自称美食家興味ないよぉ 黙りなよぉ…

  • 秘密のチャーム・バッド・ガール – 石鹸屋

    エサを目の前に待てと言われてる 小犬の様な気分君を目の前にされどおあずけに 生殺しな気分 ねぇ いい加減 見せてよ その本能 焦らさずその裏側いる 秘密の煩悩 よく見せてよ アダムとイヴすら絵で見る限りは裸でいるゆくゆくは二人望んでいる赤い実を齧り 下らない理性を捨てちまえ思い出に 一度だけ 曝け出せ 秘密のチャーム・バッド・ガール 他所向きの仮面 その下に隠す 君も知らぬモノを出すのが怖くて 外…

  • アメノチアメ – 石鹸屋

    静かな雨が落ちる 灰色の雨雲一人佇む肩を優しく 濡らして 振り返ってばかりいる 言い訳を都合良く探しながら『今更』なんて言葉を 居心地の良い躊躇いで捕まえて まだ寂しさを探して一人きりで空を見上げてるの? 愛しき涙の痕 悲しみの足跡乾いてく 思い出と共に冷たい雨の中で 流せない涙を体を伝う雨に重ねて 泣いてる いつまでもこの場所に立ち止まったままで居続けるの? 愛しき涙の痕 悲しみの足跡乾いてく …

  • ヒューマニズム ノイズ – 石鹸屋

    脳髄を揺らし駆け抜けていく 止められない初期衝動この世界のノイズとなれ あぁ当時 あれだけ見かけた言葉は今は見る影も無く 忘れ捨てられている日常と言う場所に潜み 一年に一度だけ思い出す それだけで良いのか? 脳髄を揺らし駆け抜けていく 止められない初期衝動ノイズとなり 世界へ放たれていく信じるモノを貫いていけ お前だけのビジョンを持ちその疑問を武器に変え 遠くでただ響いている産声何の力も持たず 何…

  • ひどくラブ – 石鹸屋

    けだもの わたし けだもの 思慮なき者 ヨ ヨ ヨ ヨハネむさ む む 貪る ぼるる 毎夜あなた とても おいしい わたし しあわせ パラスアテネこのきもち 教え回りたい なんて思わない ラブ ラブ ラブ ラブ あなた いれば それでひどくラブ ラブ ラブ ラブ 満ち 満ちているのよひどくラブ ラブ ラブ ラブ あなた いれば すべてひどくラブ ラブ ラブ ラブ 許 許されるのよ いつも下で たま…

  • ラストカウンター – 石鹸屋

    靴についた泥を払うようにただふざけた試練というものを与える 「ねぇ 私が貴方様の所に召された時に御見苦しい最後のわがまま聞いて下さる?」 愛癌豪抗暴魂 愛癌豪抗暴魂 愛癌豪抗暴魂 耐えに耐え抜いて愛癌豪抗暴魂 愛癌豪抗暴魂 愛癌豪抗暴魂 一瞬(いま)を勝ち取れ ラストカウンター 全てをブチかませ! 「高みの見物 さぞ楽しいのでしょう」ピーカブーで耐えた恨みを この拳に込めて 愛癌豪抗暴魂 愛癌豪抗…

  • 流星の音がきこえる – 石鹸屋

    澄んだ空気に絆されて 僕はすっと手を伸ばす遥か高くを泳ぐ星に向かって「あの山の頂上からならば もしや 手で掴めるんじゃないか」なんて、月並みな過去を今 笑う あっという間に空に敷かれてく軌跡 あっという間に夜に溶けてゆくそれはずるい とてもずるい 奇麗すぎるからあっという間に雲間を照らした光 あっという間に闇に帰ってくその孤高な 潔さが 寂しすぎるから 何もしてこなかった事に 僕はふっと気が付いた…

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