真田ナオキ

  • 大阪 – 真田ナオキ

    にぎわう街並 時間は止まり過去(きのう)と同じ情景(けしき)であなたの優しさが 見えなくなっても街は優しく 迎える 夢も 涙も せつなくて声も 香りも せつなくて過ぎ去りし日 抱きしめて あなたと 大阪 この街に めぐり逢えた奇跡を今もこのままで あたためて 途切れる会話に 淋しさ募る見えない 携帯の先あなたの優しさが 悲しく感じても街はにぎわい きらめく 雨も 浴衣も はかなくて川も 花火も は…

  • 身も心も – 真田ナオキ

    犬の遠吠え ひとしきり激しく身体起こして 時計を見れば夜はまだまだ その色を変えずに月の明かりが 手許を照らしている言葉はむなしいけどぬくもりなら信じよう涙は裏切るけど優しさなら 分かち合える身も心も 身も心もひとつに溶けて 今俺の腕の中で眠る人よ サイレンかすかに 遠くから響いて夜の帳の幕引き係眠りのその中で 聞き分けたのだろう頬をすり寄せ 胸にすがりつく人月日は 移ろいやすくやすらぎなら信じよ…

  • Forget-me-not – 真田ナオキ

    小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて流れた時の多さに うなずく様に よりそう二人窓をたたく風に目覚めて 君に頬をよせてみた 幸せかい 昨晩のぬくもりにそっとささやいて 強く君を抱きしめた 初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの空をいつまでも さがしてた君がおしえてくれた 花の名前は街にうもれそうな 小さなわすれな草 時々愛の終りの悲しい夢を 君は見るけど僕の胸でおやすみよ 二人の人生 わけあい…

  • 大空と大地の中で – 真田ナオキ

    果てしない大空と 広い大地のその中でいつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 歩き出そう明日の日に 振り返るにはまだ若いふきすさぶ北風に 飛ばされぬよう 飛ばぬよう こごえた両手に 息をふきかけてしばれた体を あたためて 生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけてしばれた体を あたためて 生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に野…

  • 女のかぞえ唄 – 真田ナオキ

    潮風乗って港のカモメあの人 恋しいと 泣いている日暮れ間近の 女の宿に泊まるは 北の風と 波の音…… 帰ってくるはずないのにネ窓に書きます 罪ごころ漁火‥灯台‥女のかぞえ唄 何処からきたか 波止場に霧があの人 逢いたいと 降っている夜明け間近の 港の船は今日も 海の彼方へ 旅に出る…… 泣いてちゃ何にも見えないネあなたを待ってる 港町海鳴り‥引き潮‥女のかぞえ唄 このまま夢で あなたと逢えて眠って…

  • セクシャルバイオレットNo.1 – 真田ナオキ

    うすい生麻(きあさ)に 着換えた女はくびれたラインがなお悲しいねファッション雑誌を膝から落して駆け寄る心が たまらないほどフッ・フッ・フッ 色っぽいぜ男と女の長い道程もう俺は迷わないYou make me feel goodSexual Violet Sexual VioletSexual Violet No.1 情熱の朱(あか) 哀愁の青今、混ぜながら 夢の世界へああ そこから先はYou mak…

  • 伝えるよ – 真田ナオキ

    バッタリ出逢って 昔の話しを あの日が懐かしい幸せだけは 願っているけど なかなか会えないね時々都会の 月見て思うよ あなたのあの笑顔嫌いな人が 不思議にいない 君と会ってからまた近く会おうまた近く飲もう北の大地の 自然の中で君を抱きしめて 僕の想いを今度伝えるよ あの頃互いに 夢だけ求めて それぞれの道を口下手だった 学生の頃は 好きだと言えずに時々都会の 人混みの中で ふと立ち止まってサ偶然君…

  • SA.KU.RA – 真田ナオキ

    君と歩いた この道は何か二人を いつも導きあの日語った 君のあの夢果たせなかったごめんね ごめんね ごめんね… SAKURA SAKURA 散り行く SAKURASAKURA SAKURA も一度 咲いてSAKURA SAKURA 花びらを手にSAKURA SAKURA 君といたことを 風に舞っては どこ飛ぶ小鳥君と重ねて 俯(うつむ)きながらいつも歩いた 川沿い並木一緒に来れずにごめんね ごめん…

  • 246 – 真田ナオキ

    赤坂抜けて 青山通りファミレにでも寄るかお前を乗せた 雨降る中をどこまで走ろうか ちょっと窓開け 外を見ながら涙目になって思い出したか… 過去のことでもふるさと… 元彼か 246… 246…車を止めて ハザードつけて246… 246…Tokyo離れて 多摩川渡ろう 渋谷へ行こうか それとも原宿淋しい顔やめな笑ってくれよ ラジオをつけて歌でも聴きながら 「ごめんなさい」のその顔好きだ三茶のあたり何が…

  • 罰 – 真田ナオキ

    ひとりで死ぬほど 勇気は無いのだけど… あなたと二人ならすべて… 捨てても… 天罰有れどそっと… この街… 離れて暮らし風に抱かれて… 四季包まれて情けください… 情けをください情けをください 一晩二晩 泣いてもいいのなれど… 今さら… 引けないの若く… ないけど… 天罰有れどきっと… 死ぬまで… あんたを愛すこの街離れて… 小さな町で…夢をください… 夢だけください夢だけください ひとりぼっちじ…

Back to top button