相田翔子

朝の光 – 相田翔子

安らぎは うららかな
あなたと暮らした午後
風さえ優しく髪をふわり
かざらない笑顔が憎めなかった

この胸に響くのよ
ポサノヴァ奏でて ねぇ
触れたらこわれそうなメロディ
もう一度聴きたかった

きっと悪い夢ね
今すぐ目覚めたい
けれどあれからいくつの
朝を迎えただろう

朝の光 朝の光 眠るギター
朝の光 朝の光 広いベッド
朝の光 朝の光 折れた写真
朝の光 朝の光 すべてを包む

連れてって 天国へ
涙でせがんだ時
くちづけしながらささやいたね
仕事が休めないんだ…ごめん

なぐさめてほしい時
なんだか怖い顔で
時々私を叱りながら
元気を分けてくれた

いつから崩れたの
愛なんてはかない
波にさらわれた
砂のお城に閉じ込められ…

朝の光 朝の光 まわるメロディ
朝の光 朝の光 手紙の束
朝の光 朝の光 ひとりぼっち
朝の光 朝の光 すべてを照らす

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