皆川溺
モササウルスの歯 – 皆川溺
入り込んでしまう
エキセントリックライフ
入り込んでゆく
タイムリープかな
揺れては淀むよ 春の虫
羽が脆いのね 神田川
嵐の気配に細い目が細む
しょうもない手のひら
ハクビシン
曲がりくねっています……
瞳のなかのナイフ
魔が刺してゆく
雨のせいにしよう
アクアリウムだよ僕の人生は
メダカみたいにしょうもなく死にたい
プラネタリウムだよ僕らもう絶滅さ
この輝きも一瞬だって
ちゃんとわかってる
入り込んでしまう
エキセントリックライフ
入り込んでゆく
タイムリープかな
揺れては淀むよ 春の虫
羽が脆いのね 神田川
嵐の気配に細い目が細む
しょうもない手のひら
ハクビシン
曲がりくねっています……
瞳のなかのナイフ
魔が刺してゆく
雨のせいにしよう
アクアリウムだよ僕の人生は
メダカみたいにしょうもなく死にたい
プラネタリウムだよ僕らもう絶滅さ
この輝きも一瞬だって
ちゃんとわかってる
今急いでいるあの街まで今飛ばしている各駅停車で桃色の筐体を靡かせてそれで考えてる遅刻の言い訳を不安な気持ちはいつまでも消えることはないけれど雨粒の影に身を潜めて
悲しみにふけるのは終わりだよ優柔不断でいいよ君の髪に触れていたよ見透かされた気分に浸っていた赤い心臓が脈打つ規則受け止めるんだ思い返すんだ上空を何かが横切った正