田川寿美

季節は流れても – 田川寿美

あなた…どうぞ…思い出してよ
あの日二人で砂を枕に星空見ていた
波の音は子守唄のように
流れ星が一つ海に消えて
つなぐ手と手に夢を預けて
愛した…
あなた…どうして 離ればなれに
生きてゆくなんてとても出来ない
あなたに逢いたい…

今日も…ひとり…海を見てます
風が背中を押しているのに 思わず振り向く
きっと逢えるいつか帰るあなた
こんな私今は重荷ですか
愛を覚えた心せつなく
恋しい…
命重ねた日々を信じて
季節(とき)は流れても愛はそのまゝ
誰にも消せない…

あなた…どうして 離ればなれに
生きてゆくなんてとても出来ない
あなたに逢いたい…

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冬の日本海 – 田川寿美

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北海岸 – 田川寿美

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みれん海峡 – 田川寿美

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霧笛 – 田川寿美

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海峡みなと駅 – 田川寿美

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こぼれ月 – 田川寿美

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女人高野 – 田川寿美

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約束 – 田川寿美

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花一輪 – 田川寿美

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花になれ -うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな- – 田川寿美

夢見て生きた はたちのようにわたしは花だと いわれたい時代の風に さらされながら心もカサカサ 乾きがち流されて 流されて生かされて 生かされてうめ さくら あや

相惚れしぐれ – 田川寿美

呑んでいいけど 深酒およし身体(からだ)を厭(いと)えと叱った男あんたの笑顔に 心がゆるみ胸のつかえが おりたのさ外は宵から雨 雨模様降れ降れしぐれ 相惚(あい

雑草の泪 – 田川寿美

道に咲いてる 名もない花にもきっと 名前も 大事な夢もあるこんな切ない 世の中だけどわたしは 泣きません人はそれぞれ 涙の河を明日を信じて 越えてゆく恋をして 

海鳴り – 田川寿美

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女の舟唄 – 田川寿美

うねる荒波 身をあずけ北へ北へと 木の葉舟すてに来ました この恋をあなた一筋 燃やした命ああ 風が泣くつらい恋しい 忘れたい女の舟唄 うたいます海よお願い あの

花冷えのとき – 田川寿美

幸せな 素振りをしても淋しさが どこかにあるのあなた 信じているのに涙が出るの愛は壊れもの 夢よ行かないでいとしい人を 夜明けに送る窓辺のわたし 花冷えのとき抱

雨の連絡船 – 田川寿美

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鈴虫 – 田川寿美

月がきれいな 夜でした少しお酒も 呑みましたあの日をそっと思い出す窓の鈴虫 誰を呼ぶあなたに会いたいあなたに会いたい ひとり宿添えぬ人だと 知りながら恋をしまし

倖せさがし – 田川寿美

水が流れる 涙が流れる夢も流れる 夕暮れ忍び川今日も二人は 飛べないすずめ空を見上げて 泣き笑い涙 涙の倖せさがし生きてゆきます あなたがいるから冬のぬくもり 

浅野川恋唄 – 田川寿美

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ねんねん ふるさと – 田川寿美

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