牧野正人
生きる – 牧野正人
のこされた時よ にげなくていい
ほんのすこし まっててほしい
いくらかぞえても やりなおしても
星の数はわからない
空蝉(うつせみ)をこわさずに
大空へとぬけだす
もうひとりのわたし
とざされた道よ あかなくていい
そこで じっと ねむっていてよ
空蝉(うつせみ)をこわさずに
大空へとぬけだす
もうひとりのわたし
最後までもやす あつい炎は
うまれかわる その日のめじるし
うまれかわる その日のめじるし
のこされた時よ にげなくていい
ほんのすこし まっててほしい
いくらかぞえても やりなおしても
星の数はわからない
空蝉(うつせみ)をこわさずに
大空へとぬけだす
もうひとりのわたし
とざされた道よ あかなくていい
そこで じっと ねむっていてよ
空蝉(うつせみ)をこわさずに
大空へとぬけだす
もうひとりのわたし
最後までもやす あつい炎は
うまれかわる その日のめじるし
うまれかわる その日のめじるし
ながい旅の夜があけるカーテン・コール拍手と光をあび 一人の舞台へうたいなれたふるい台詞(セリフ)はかたってくれたわたしの恋 わたしの夢 わたしの祈りあいした人も