湯木慧

  • 魚の僕には – 湯木慧

    この世界はすごく深い泳げなくなったり 流されたりこの世界はすごく暗い前だけじゃなくて 自分も見えない 人は弱く作られているから誰かと支え合いながら生まれ生きるだろう これは不確かなモノ流れては沈んで気づいたらはぐれていずれ会えなくなる。だから強く手を握っていつかくるその日まで 魚の僕には分からないこともあるだろう支え合う声や思い合う音が今 一つになる 変わらないでと願うものもおしまいがあったり 流…

  • 春に僕はなくなる – 湯木慧

    酷く荒れた空にもひとつ時は流れる意味を求めすぎた僕もいつか、花になる でも止めどなく訪れる不安を乗り越えて走れ 桜舞い上がる春がやってきて淡く流れる風を聞けばたわいないことが愛おしく遠くで夕日が沈む 何を伝えようにも今は言葉ひとつもない春を迎えるたびに僕は足りなくなる まだ肌寒い風に吹かれ明日を待ちわびる花よ 桜舞い上がる春がやってきて淡く流れる君の元へ届かないことも恐れずに思いは春風となれ 狙い…

  • XT – 湯木慧

    甘える存在じゃなくて支える存在になったの。それから間違えた分だけ向き合う力に変わったの。 廻る廻る広い宇宙。みなみな、イタイ地球。うざいうざい言葉が出る。ままで 誰が正しいとか間違いじゃなくて今幸せだったらそれでいいと思えたの。誰に照らされなくても、笑って行けるのは進んで来られた幸運と、貴方に出会ったから。 与える愛情じゃなくて補い合う愛情になったの。これから始まっていくんだね私と貴方の物語。 廻…

  • ありがとうございました – 湯木慧

    正直者は馬鹿を見るって言葉があるのは分かっていた正直者ではない僕だからどうでもよくって投げ捨てたの 有象無象で廻る世界嘘の言葉出回る世界嗚呼痛い思いをしないように考える ありがとうございましたもう壊れているこの社会に向けてありがとうございました理不尽なんてとうに、もう溢れてた痛い位に覚えているよ分かったような言葉並べてありがとうございました僕は、僕でもう、次の道へ走り出すよ 愛のないニュース見出し…

  • 火傷 – 湯木慧

    数字に追われてく世の中で絡まったんだな、固まってんだな空っぽの心に期待を描いて絡まったんだな、でも、待ってるんだな。 名前も知らない感情を知って絡まったんだな、固まってんだな貫く為の力が無いと知って絶望したんだな、自分に 僕が思うよりも、脆く流されてく こんなんじゃ、どこにも行けない。壊し崩し燃やし尽くす大胆に生きていたい。生きていたい。 生まれた感情、誤魔化すから苦しんでんだな、ほら、死んでんだ…

  • 選択 – 湯木慧

    今からする、一つの、選択が何かを、きっと、変えている恐くなって、恐ろしくなって誰かの為にも、動けやしない 今からする、一つの、選択がどこかで、誰かを、殺してる恐くなって、恐ろしくなって一歩も先へ、進めやしない 大きな力で、全て上手くいきゃいいのにと願った夜も、また来る朝も同じように。 繋がりあったこの世界で傷をつけて、またつけられて繋がりあった一つならば温めたり、温められたり愛も苦しみも含む、選択…

  • 二人の魔法 – 湯木慧

    いつからだろうか、笑えなくなってはどうしようもない闇の中どうにか何かのせいにしようとは縮こまっては過去をみる でも眩しい空が愛おしくてほらどうせ死ぬんだから、今だけ。 精一杯の声を聴かせて今一瞬の光のもとで精一杯の命の音を君と僕と未来へ歌う いつからだろうか、歌わなくなってはどうしようもない闇の中どうにか誰かのせいにしようとは縮こまっては夢をみる あぁ忘れられないものが増えてでもどうせ死ぬんだから…

  • 嘘のあと feat.実 – 湯木慧

    きっといつも同じようにきっといつも同じように きっといつも同じように、朝を迎えると思ってたきっといつも同じように、君に会えるのだと信じた でもどうしようもなく過ぎてった時間は嘘を本当にして 確かな事なんて言えずに、どこまでが真実か知らないよ確かに訪れる最悪の前に、前に、愛に、今応えてよ 「きっとそこには愛があるって、よくあるセリフも言い飽きた」ってきっと嘘もほんとにできるのだと信じてる。 でもどう…

  • 二酸化炭素 – 湯木慧

    おかえりって声があたたかくてただいまって声が嬉しくて何気ない空も青くみえて重ねた想いは赤く染まる 描いてた日常の中眩しすぎて涙が出るようだあなたから貰ったはずの愛情すらも、吸って吐いた毒だ 流れる血が、あたたかくて、あたたかくて、あたたかくてあなたと、同じで、痛い、痛いよ流れる血が、あたたかくて、あたたかくて、あたたかくてあなたと、同じで、痛い、痛いよあなたと、同じで、ひどい、ひどいよ おかえりっ…

  • 十愛のうた – 湯木慧

    どうして歌を歌うのかなんてわからない、わからないどうして産まれてきたのかなんて知らないや傷ついた夜を越えてゆく愛し方を今、教えてよ 型にはまるように心に小さな嘘ついて明日も音が響くように確かに心震えるように どうすればうまく笑えるかなんてわからない、わからないどうすればうまく生きれるかなんて知らないや 光に背を向け、生きてゆく思い出す幸せも捨てて 闇に消えるように心に小さな嘘ついて深い霧がはれるよ…

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