明日のことなど まだ何もわからないから
もう一つ先の駅まで一緒に行こう
喫茶店で飲んだ あの珈琲どこのだろうね
他愛もないことただ話してたいの
いつもなら会えないとき 一人で眺めてたこの景色
今はこうして二人で見られることが 何より愛しい
誰よりもいつも遅くまで起きてるくせに
気づけばあなたは肩にもたれ眠る
何よりも大切な 約束を守れずに傷つけた
あのときの私にはもう二度とは 戻らないから
いつまでも側で 揺れる髪に触れていたり
くだらない話で笑いこけたりして
いつもなら会えないとき 一人で眺めてたこの景色
今はこうして二人で見られることが 何より嬉しい
もうすぐ最後のアナウンスが響く
それまで起こさないでいよう
それまであなただけ見てよう
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キルト – 湯川潮音 あざみに沈んだ 霧の中で深い息をする見えるものではないけれど強く感じるものいずれ会うだれかなのかここにいる私なのか枯れることのない泉溢れ出すように紡いでくだれか
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知らない顔 – 湯川潮音 甘いレモンのしずく染み込むまで溢れるようなことばピンにとめたあなたの中に見え隠れする知らない顔が今日は私のことを呼ぶ公園のベンチ こし掛け夜の外燈 吹き消し魔法
雪のワルツ – 湯川潮音 雪がつもる 静かな街にかげも淋し 窓の灯白い夢は まださめやらぬ涙ぐむは 雪の夜ああ 思いで嬉し クリスマスああ はなやかな宴も踊りも 歌ごえも いつか 消えて
おしゃべり婦人 – 湯川潮音 意地悪な 時計の針青い目の 奥に 沈んだ船真鍮のティースプーンに お砂糖ひょいとすくってあなたの 紅茶の海 ポトンと一つ落としたら荒れ果てた 波の上 突き進んで
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長い冬 – 湯川潮音 薄紅のランプシェード雪の毛布に影を映しゆらゆらと揺られながら帰り路を暖める風に震える柊の枝に結ぶ誰かが落とした 銀の鈴の音見渡し限りに降りつもるものは長い冬の姿
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