渡梓

  • 万華鏡 – 渡梓

    貴方を失くしてでも欲しかった物ってなんでしょう万華鏡のようなビードロの中で静かに なんにも知らないままなんにも気付かぬまま子供でいられたならなんて今更でしょう か弱ささえ仮面で隠し月夜の水辺に独りで泣いたいつの時代も色褪せぬまま咲き誇り乱れし京の華 I don’t wanna be apart, be with you藍染のように混ざりあえても散り際まで共に行けない花びら寄せ合い巴桜 …

  • セピア – 渡梓

    はじめからひとりぼっちならどれほど楽だろう寄り添うぬくもりを知るからまた弱くなってゆく 誰かを思うほどに一番ほしいものは遠くはなれてく あなたを愛していたかったララライ ララライ ララライただそれだけああ時がすべて癒してどこか知らない街にたどりついてあなたとまた 笑い合えたら 色褪せた届かない手紙今もまだ持ってるなぜこんなにきれいな夕暮れに愛するひとはここにいないんだろう 誰かを思うたびに人知れず…

  • 失恋サンライズ – 渡梓

    「泣きじゃくる声」夜中の電話で 急いで向かう 君のところへ一人きりで 泣きはらしたまぶた 自信なくした小さな背中 痩せた薬指にペアリング外したあと 今日はバイトさぼってビーサンTシャツで海まで行こうよ さざ波のサンライズビーチ 君が笑えるまで潮風のBGM 隣で歌ってよう君が思うよりも 君はずっとずっとかわいい私は知ってる 早く笑顔を見せて 勉強や人付き合い 苦手な私 いつも勝手にひとちぼっちになっ…

  • BLUE BIRD – 渡梓

    冷たい風が 少し目にしみてくる見上げた空 世界地図みたいな雲がほら 流れてく優しい光 ゆっくりと山に吸い込まれて今日という日が静かに眠りについて行くよ 迎えに来る 夢うつす田園鏡 君はどんな大人になるの今はまだあどけないsmile この背丈も追い越して行くんだろう blue bird まだ見ぬ世界は きっと誰も知らない色どんな空も keep on flyingblue bird 今日が終わるまえに…

  • 帰り道 – 渡梓

    大事な人を泣かせてばかり 私が不甲斐ないばかりにいつになれば たどり着ける 安らぎを手渡せるのこんなはずじゃないんだよ もっともっとできるんだよ 今日は雨 つかの間の通り雨傘も持たずびしょぬれ生きていればそんな日もある辛いのは今だけ笑顔の下に 隠した涙雨が流してゆく かっこつけてもつまずくばかり 思い通りに行かないけど自分で選んで決めてきた道 後には引き返せないもうあの頃の私じゃないよ 諦めないと…

  • ガラクタカントリーロード – 渡梓

    オンボロの軽にぎゅうぎゅう詰めで 後ろで開ける安い缶チューハイシャカシャカなスピーカーからおませな洋楽それだけでよかったほこりだらけの助手席の窓 あければ風がすりぬけてくヘタクソな鼻歌 うるさい話し声がやけに心地がいい いつまでこうしていられるだろう 笑い声の隙間で一瞬切なくなる ガラクタカントリーロード 僕らを待つ未来には何がおこるかわからない 傷ついたら 帰ればいい 順番に叫んだ未来の地図 ち…

  • ほたる星 – 渡梓

    ワンマン列車に浴衣姿 薄暗い雨上がりの空はしゃぐ子供が 追い越してゆくとぎれとぎれのぼんぼりちょうちん たどりながら遠くで聞こえる水音 今日だけはあの日に帰ろう 自転車の後ろで 見送った景色に置いてきた言の葉華やぐ街の中で 僕らはさまよってる幾千もの別れ 限られた時の中で光をもとめている ラムネの空き瓶のビー玉を とれずに泣いていた幼い頃手が届きそうで届かぬ幻心もとない暗がりの中で 探していたつな…

  • 空に唄えば – 渡梓

    足並みそろえ今日もはみ出さないように歩くくたびれたスニーカーからアスファルトに伸びてく影頑張り屋の君だからたまにちょっと疲れちゃうね 八月の日の夕暮れ何度目かの夕だちの後流れる空に唄えばそのうち気分も晴れる いつの間に大人になって少し寂しく思うけれど時間が経つのはとても愛しいことだと思うんだ誰にも話したことない大事な夢があるでしょ 君は君らしい歩幅で誰にも似てないステップでもう大丈夫 泣いたってい…

  • キズナ – 渡梓

    キズナ キズナ キズナ わかりきったことでいいキズナ キズナ 結ぼう もう離れないように キズナ あなたがそこで笑う時 あなたがそこで涙する時離れて顔が見えないのになぜか心に伝わってくる 大地が怒り空が荒れてたとえばもう会えなくなった時一人になる暗闇の前一粒のぬくもりあなたの声が聞こえたんだ キズナ キズナ キズナ わかりきったことでいいキズナ キズナ 結ぼう もう離れないように キズナ あなたに…

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