深田恭子

  • 左手 – 深田恭子

    君と会えなくなってから私はヒマになった何も する事がなくって退屈で だからもう寝よう 真夜中の ケータイ待つ こともないしね明日着てく服や靴 迷ったりすることもない 雨が降り出した あの踏切りで2人いくつも電車 見送った日びしょ濡れの君が 苦笑いしてるこのまま 離れたくないと思った 自由だな友達と 夜遊びしよう自分勝手に 好きな映画ばかり 気ままに観ている 初めてキスしてくれた帰り道サヨナラできな…

  • 最後の果実 – 深田恭子

    少しずつ 少しずつキミに近づいて柔らかい口唇は 禁断の果実許されるのならそっと後ろから抱きすくめたい永遠の愛を 強引な優しさで誓いましょう 捧げましょうさぁ一歩踏み出せる勇気を夢なんて見ない 現実も信じられないこの感情こそがすべてあぁ甘く香り立つ 魅惑の果実 少しずつ 少しずつキミは色づいて耳元でささやいた 背徳の美学求められるままずっといつまでも こうしていたい快楽のパラダイス 最悪のシナリオは…

  • スイミング – 深田恭子

    水泳キャップ被って、競い合っていたよね一番早いのは誰だろう?って小さな膝が並ぶ、夕暮れのプールサイドビリにだけはなりたくなかったの ホイッスルが鳴ったら、世田谷の空に歓声がのぼった 女の子は比べられるのが大キライなのたとえ、どんな友だちとでもホメられてると、誰だってみんなきれいに笑うのよ 国境線の上を飛行機は越えてゆく大人は現実で競い合ってるキリストの言うことは、全部あたってるけど実行するのは、む…

  • Into The Light – 深田恭子

    ララララ ララララララララララ大好きな歌をくちずさんでたなんにも怖くなかったひとつ ひとつ またひとつ何億の夜を超えてひとつ ひとつ またひとつそうやっとあなたと巡り会ったもうずっと離れないと誓ったいつまでもいつまでもやさしさに包まれてこのままでこのままで目を閉じて 涙止まらなかったひとつ ひとつ またひとつ何億の星になってひとつ ひとつ またひとつどこまでもどこまでも愛し合い感じ合いゆっくりとゆ…

  • 午前4時の向こう側 – 深田恭子

    まだ午前4時 眠れない眠りたくない夢の続き見たくはないよまったく偶然キミと出会ったあの場所であの日と同じ服着ていた平気だったのにどうして落ち着かないのこの胸に蘇る今鮮やかにもう一度壊れたハートを熱くさせて溜め息がひとつずつ朝靄に溶けてゆく とりとめもなく 友達とおしゃべりをしてようやくキズの深さ分かったとっくに傷みは癒されたはずだったのにひとり部屋には帰れないよ勇気を少し持ったら振り向かないで歩き…

  • あなたが知っている私が本当の私とは限らない – 深田恭子

    どちらにしても ズレてる感じヘンだよ なんとなくまさか私が “マジで恋した”なんて言うと思うのカン違いしないで 笑わせないで解ったつもりで 距離を縮めないでねぇ 誰よりもこの私のことずっと理解しているってゆーならそれじゃあ何よりも 私が今手にしたいモノを当ててみせてありふれてる どこにでもある答えはなんでしょう どうしてキミは いつも勝手になんでも決めちゃうのたぶん私に 善かれと考えて遠くハズして…

  • 永遠の一日 – 深田恭子

    うす紫の羽を透かして薔薇の花びら零れる寝顔満ち足りぬ想いは愛ゆえと深く深く深く夢に溺れて抱いて抱いて抱いて感じあうままに狂喜に乱れ舞うこの一瞬はもう 永遠に うす紅さして髪をとかして甘い調べが誘う夕べ隔たりに二人は結ばれて蒼く蒼く蒼く海に沈んだ遠い遠い遠い記憶のかけら今も昔もなく生きている証は ただひとつ 螺旋の渦にからめとられて導かれるように落ちてゆく深く深く深く夢に溺れて抱いて抱いて抱いて感じ…

  • 胸いっぱいの愛を – 深田恭子

    どこにいたの 誰といたの 何してたの電話よりも ねぇ今すぐに会いに行くわ迷惑ですか ワタシダケノモノすべてを知りたい 手に入れたい飾らない そう飾りのない胸いっぱいの愛を裸のままで どうぞ抱きしめて欲しいとめどない そうとめどもないあなたへの思いはこぼれ咲く花のように甘くせつない香りでしょう あんなことも こんなことも 何でもする本気だから もう命さえ惜しくないわいつも渇いてる ココロモカラダモ求…

  • 桜の園 – 深田恭子

    みんなが言うんだよバカみたいだって気にはなるよね ちょっと意地悪なんだよやきもち妬いてさ邪魔したいんだね きっと誰かわたしの他にも仲のいいコがいたってどうぞ全然かまわないそれがなんだってんだこの世界中でこの銀河系でたったひとつだけの場所はもうわたしが持ってるあなたなら解るでしょ 買ったばかりのスカートをはいて睫毛のカールもちゃんと磨きをかけた爪は桜貝完璧なんじゃない ホント誰にはばかることなく仲の…

  • prayer – 深田恭子

    一度すれちがって わざと後ろから声かけてあなた振り向かせるの「親友でしょ だからお願い」って言われて身代わりの告白 引き受けて来たねぇ あの子と本気で付き合ってあげるの?ねぇ 他に気に掛かる誰かいないの?ずっとずっとずっと すぐそばにいたんだよなのになのにどうして この思い言えないんだろうただ、ただじっとうつ向いてた祈るように… 二度と友達には 戻れなくていい最初からあなた意識してたの裏切り者なん…

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